明星食品(松尾昭英社長)は、発売51年目を迎えた「明星 チャルメラ」で幅広い世代に選んでもらえる100年ブランドへと成長を目指した新たなマーケティング戦略をスタートさせた。特に独自のバリカタ麺を駆使して好調の豚骨を前面に打ち出し、広瀬すずを起用したTV新CMと連動させた売場での露出強化を図る。

麺内部の気泡をコントロール、独自のバリカタ麺

16年度のチャルメラの販売実績は50周年販促効果もあり、前年比8%増で着地する見通しだが、その好調要因として16年1月発売のノンフライタイプのバリカタ麺の寄与が大きい。

同品は特許の「SSD製法」(過熱蒸気乾燥法)により、麺内部の気泡をコントロールして本格的な食感、早い湯戻り、湯伸びしにくい独自の麺を実現し、その特徴的な麺が消費者に受け入れられている。今回、袋麺に加えてタテ型の「明星 チャルメラカップ バリカタ豚骨」を3月27日から全国で新発売。

同時に「明星 ノンフライチャルメラどんぶり 豚骨」を、湯を注いで60秒で湯戻しできる麺としてリニューアル発売。また、タテ型では麺の太さと厚みにこだわり、弾力のある太麺を使用した「明星 チャルメラカップ 辛旨醤油」も合わせて新発売した。

新CMは、発売以来ずっとパッケージとなっているチャルメラおじさんの足元に寄り添っていた黒猫が飛び出し、広瀬すずが「すずネコ」に扮(ふん)して登場する「ちゃるめにゃ~篇」と「バリカタにゃ~篇」で4月5日(一部地域除く)から全国で放映する。

新CMの展開に合わせチャルメラの袋麺7品、どんぶりカップ8品、タテ型カップ5品の全アイテムにすずネコを大きく配したパッケージに変更して期間限定発売し、売場にインパクトを与えて幅広い世代にアピールしていく。

◇日本食糧新聞の2017年3月31日号の記事を転載しました。