有楽製菓は、年間売上げ個数1億3000万個を誇るチョコバー「ブラックサンダー」を14年ぶりにフルリニューアルし11日から全国発売する。同時にファミリーパックタイプの「ブラックサンダーミニバー」もリニューアル発売する。

「4代目ブラックサンダー」の開発理由について同社は、2003年8月にリニューアルした「3代目ブラックサンダー」発売後のヒットを受け、05年から「ブラックサンダー」をシリーズ化し、現在までに100種類以上の「ブラックサンダー」派生商品を発表し、03年からの約10年で100倍近い売上げ増を記録したことから「ブラックサンダー」本体は、「3代目=社史最大のヒット商品」として社内外でアンタッチャブルな存在となっていた。

一方、発売から10年以上が経過し、食の安全など食品に対する社会的関心の高まりやユーザー層の年代などが変化してきたことから、次の10年に向けさらなる飛躍を目指し、3代目が築いた「ブラックサンダーらしさ」のエッセンスを最大限に生かしながら、パッケージと中身をパワーアップして発売すると説明する。

今回の品質改良では、「ブラックサンダー」のザクザク感の決め手となるプレーンビスケットとココアクッキーの配合比はそのままに、カバーチョコレートをコスト制限ギリギリの7.5%まで増量し、よりチョコレート感を強く感じられるようにした。さらに、安全・安心志向に対応し、トランス脂肪酸フリーの対応を行い、卵、アレルゲン原料も排除した。

同品は、味・価格・ボリュームを合わせたコストパフォーマンスで高い評価を得ているが、価格を据え置いた上で、ボリュームアップし買い得感を向上させると同時に安全・安心面にも配慮した。

パッケージは「ブラックサンダーらしさ」と「さらに、おいしそうに見えること」をテーマに、基本色の「黒・金・赤」を継続使用し、「一目で分かる視認性」「疾走感」を持たせたスタイリッシュなデザインに変更した。参考価格30円(税別)。

「ブラックサンダー ミニバー」は、透明フィルムからアルミ蒸着フィルムに変更することで、イナズマの部分がキラキラと光って見えるようにした。中身は新ブラックサンダーと同様。173g、同300円。

◇日本食糧新聞の2017年9月8日号の記事を転載しました。