親子でオリジナル焼肉のたれづくりに挑戦
ダイショーは親子の触れ合いや食育の取組みとして、「D-こどもプロジェクト2017しょくしょく探検隊」を8月23日、福岡県久山町の九州工場で開催した。九州工場近隣の久山町立久原小学校、豊前市立山田小学校の9組18人が参加し、工場見学や「オリジナル焼肉のたれづくり」に挑戦した。
オリエンテーションでは同社の会社概要、基本理念、生産される製品などを紹介。工場では主力商材である「鍋スープ」などの製造工程を見学し、原料保管庫から計量、調合、検査、充填(じゅうてん)、箱詰め、出荷までの各工程をスタンプラリー形式で進んだ。
自分流の「オリジナル焼肉のたれづくり」では基本のたれをベースに、はちみつ、リンゴ果汁、ごま油、粉末玉ネギ、おろしショウガ、おろしニンニク、粒ニンニク、黒コショウ、いりごま、マスタードの種、赤唐辛子、赤味噌、トウバンジャン、コチュジャン、食塩を用意し、子どもたちは自由にこれらをブレンドし、オリジナルの焼肉のたれを作り上げた。
そのたれには自分で書いた商品ラベルも作り、オリジナル焼肉のたれとして完成。その後は同社製品によるバイキング形式の食事会を開催し、修了証を授与した。
同社では「しょくしょく」を「食・職」に当て、食の持つさまざまな意味やそこで働いている人の姿を見ることで、職の意味を学んでもらおうという趣旨で開催している。
三浦和信九州工場長は「この会は食と職をかけた催しとなっている。スタンプラリーやたれ作りを行い、工場内は9ヵ所の工程を製造から出荷までを見て回る。オリジナルのたれを作り、個々人の好きなたれを作ってほしい。ラベルを作り、世界で一つの焼肉たれとして、家でも食と職について話してほしい。夏休みの最後のイベントとして、食について興味を持ってもらえれば幸いだ」とあいさつした。
◇日本食糧新聞の2017年8月25日号の記事を転載しました。
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