キリンビールは7日、スコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」のコンセプトショップを東京・六本木ヒルズにオープンした。24日までの期間限定で、好みの香辛料と合わせた炭酸割り「クラフトハイボール」が楽しめる。

同社初の試みであるこの体験を通じ「独自の世界観を訴え、17年はブランド計で2桁増を目指す」(キリン・ディアジオの西海枝毅社長)構えだ。併せて、10月初旬までをめどに全国のダイニングバーなど1500店で同様のクラフトハイボール提案を展開していく。

コンセプトショップの「ジョニーウォーカー ハイボールスタジオ」は、「ブラックラベル12年」のハイボールと各種スパイスを組み合わせることで、オリジナルのハイボールが楽しめるのが最大の特徴。

スパイスとの組み合わせ次第でさまざまな香りが感じられる。さらに、グルメ動画サイトと組み、客自身がハイボールをつくるオリジナル動画を作成。若年層をターゲットに据え、期間中の来場は1万人を見込む。

ドリンクの「ジョニーウォーカークラフトハイボール」(税込み500円)は、塩やピンクペッパー、シナモンなど9種のスパイスから3種を選択。グラスの縁につけて一緒に飲むことで、スモーキーさや樽香を引き立たせる。

◇日本食糧新聞の2017年9月15日号の記事を転載しました。