1日2組限定の完全予約制、名古屋の究極のフランス料理店
開発が進む名古屋駅前を中心に、こだわりの料飲店が続々と進出する名古屋。話題の外食店にスポットを当て、そのこだわりなどを紹介。今回紹介するのは15年9月にオープンしたフランス料理店「Salon inacheve」だ。
ヌーベルキュイジーヌをベースに
同店は、昼と夜で各ひと組限定(4人以上10人まで)の完全予約制。メニューは、全品シェフお任せで、和の食材や季節感も取り入れた料理(13~14品)と、メニューに合わせたワインや日本酒など(6~7杯)が提供される。
「飲食業の最優先課題は、お客さまの期待を超えること。その上で、人手不足に悩まされることなく、顧客満足を達成できる究極の形」と店舗形態について話すのは、オーナーシェフの酒井淳氏。価格は、ディナーが1人前3万円から。
酒井氏は、ロテルド比叡(京都府京都市)、外食店プロデュース、ホテル・アークリッシュ(愛知県豊橋市)などを経て、同店を開店。料理は、素材感を重視し軽く繊細で印象的な盛り付け方が特徴のヌーベルキュイジーヌをベースとする。
「フランス料理は、技術や味覚に対するアプローチが明確で、時代とともに各国の食文化を柔軟に取り入れ変化する最高の料理。お客さまに満足いただくためには努力を惜しまない」と話す。そこで、こだわりの一つとしてあげたのが、スペインのアルバレス社とスジャータめいらくが共同開発したエキストラバージンオリーブオイル。
その魅力について、「生食や魚を焼く際も、より抗酸化作用の高いエキストラバージンオイルを使うため、オイルには非常にこだわっている。その上で、これほど品質が良く、リーズナブルなものは国内流通品でほかにない。さらには、日比治雄社長(スジャータめいらく)が自ら現地に出向き選んだという信頼感もある」と話す。
今後については、「素材と技術を駆使し、おいしさを追求し続け、同内容でパリ、ニューヨーク、東京にあったとしても、お客さまに価値が認められるような店でありたい」と語った。
◆店舗概要
「Salon inacheve」
住所:名古屋市東区泉2-1-28、ヴィアーレ・ストリア地下2階
電話:052・982・7588
〈料理教室〉水・木・金・土 午前11時から
〈ランチ・ディナー〉完全予約制
◇日本食糧新聞の2017年8月21日号の記事を転載しました。
日本食糧新聞の発行からウェブサービスの電子版、セミナーや展示会まで、食に関わる情報サービスをベースに人とのつながりやビジネスを支えます。 日本食糧新聞 外食レストラン新聞 百菜元気新聞 月刊食品工場長 電子版 たべぷろ 動画配信等のメディア事業 食品経営者フォーラム 食品文化振興会 新製品研究会 表彰事業 ファベックス 展示会 料理教室等各種事業
詳しくはこちら
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。