キユーピーは今秋、ベビーフードの品揃えを強化する。9月1日から、瓶詰シリーズの「月齢5ヵ月頃から」の11品と「9ヵ月頃から」の7品を新たにラインアップ。またレトルトパウチ「ハッピーレシピ」シリーズから、新商品「まぐろと根菜の炊き込みごはん」を全国発売する。

瓶詰シリーズは1971年の発売のロングセラーで、中身が見える安心感や保存性の良さで評価を獲得。今回、おいしさを強化するとともに、より選びやすく使いやすい品揃えとデザインに改善する。

「月齢5ヵ月頃から」は新商品「かぼちゃとにんじん」とリニューアル10品のラインアップとする。主食、デザート、素材のメニュー別に色を分け、見やすく選びやすいパッケージに一新する。

主食2品(「おかゆ」「野菜だし仕立てのおかゆ」)はだしで炊いたやさしい味わいに設計し、デザート4品(「ももと白ぶどう」「トマトとりんご」「3種のくだもの」「りんご」)は滑らかなフルーツデザートとした。素材5品(「かぼちゃとさつまいも」「にんじんとポテト」「北海道産コーン」「緑のお野菜とさつまいも」「かぼちゃとにんじん」)はアレンジしやすいうらごし野菜を揃える。

「月齢9ヵ月頃から」は肉や魚、野菜も入ったバランスの良い主食タイプを一挙7品新発売する。鉄分が豊富なレバーや赤身魚などを使用したメニューを充実。品揃えの一新と併せ、価格を見直し、税抜き150円とする。

また、「ハッピーレシピ」シリーズでは「まぐろと根菜の炊き込みごはん」を新たに発売。“ボリュームたっぷり大満足”がコンセプトに、月齢12ヵ月頃からの食べ盛りの乳児に向け、家庭では調理しにくい魚や根菜、玄米などを食べやすく仕立てた。

同社では少子化が進行する一方で共働き世帯が増えていることから、ベビーフード市場は伸長すると予想。忙しい中でも子どもに安心な食事を用意したい人を応援する商品を今後も商品化する方針。

◇日本食糧新聞の2017年8月14日号の記事を転載しました。

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