全国清涼飲料工業会(全清飲)は、日本ガラスびん協会が東京都・大阪府・京都府・兵庫県の各浴場組合の協力を得て、9月3日まで開催する「夏休み!!ガラスびん×地サイダー&地ラムネin銭湯2017」に協賛している。

今年4年目を迎えた同企画は、ガラス瓶普及活動の一環として開催され、今年も夏休みをテーマに、新たな夏の風物詩として、ガラス瓶、地サイダー&地ラムネ、銭湯を通じ、世代を超えての交流や、地域をつなぐ機会を提供したいとの考えに基づくものだ。

14年に、小杉湯(東京都杉並区)での単独開催からスタートした同企画は年々、規模が拡大している。今年は昨年の東京・大阪エリアに加え、京都・兵庫でも新たに開催し、4エリアの63銭湯での同時開催とさらにスケールアップしている。

北は東北から南は沖縄まで、人気のガラス瓶入りご当地の地サイダー&地ラムネ25種が勢揃いし、風呂上がりの至福のひとときを楽しめる人気企画だ。

あいさつする日本ガラスびん協会の齋藤信雄会長(東洋ガラス代表取締役社長)

期間中、「ガラスびん入り地サイダー&地ラムネ」を1本購入するとスタンプ1個が入手でき、スタンプを3個集めると、「限定王冠風コラボバッジ」(1セット2個入り)をプレゼントするというスタンプ企画を今年も開催中だ。

同コラボバッジは、ガラス瓶の象徴とも言える王冠をモチーフに「ガラスびん」「地サイダー&地ラムネ」「銭湯」がデザインされた14種類の缶バッジで構成され、各63銭湯の名前が入った数量限定バッジや、出現率の低い“レアバッジ”など、訪日外国人や銭湯ファンにも喜ばれるようなさまざまなデザインが用意されている。

今回、登場する商品は、「仁手古サイダー」「仁手古りんごサイダー」(秋田)、「牛タンサイダー」「ずんだサイダー」(宮城)、「萌えラムネ」「ラムネやさんのサイダー」(東京)、「塩レモンサイダー」「ビードロおいしいラムネ」(神奈川)、「奥能登地サイダーしおサイダー」「金沢砂丘サイダーすいか姫」(石川)、「富士山サイダー」「富士山頂コーラ」(静岡)、「塩サイダー」「キウィサイダー」(大阪)、「ダイヤモンドレモン」「姫路城サイダー」「姫路ゆずサイダー」(兵庫)、「瀬戸内白桃ラムネ」「瀬戸内なしラムネ」(広島)、「スワンミニ」「フルーラ ラ・フランス/ライチ/マンゴー」(佐賀)、「沖縄ご当地ラムネパイナップル」「沖縄ご当地ラムネシークヮーサー」(沖縄)。

夏休みのひとときに、家族や友人とゆっくり銭湯で、汗を流した後、ガラス瓶入り地サイダー&地ラムネを楽しみながら、家族や友人、地域の人たちと交流する場として、訪れてみるのも、夏休みの素敵な思い出の一つになりそうだ。

◇日本食糧新聞の2017年8月7日号の記事を転載しました。