森永乳業は1月15日、全国約2500店で展開する宅配サービスを一新し、「健幸サポート便」として新たに展開することを明らかにした。健康志向の高まりとライフスタイルの変化に合わせ、今春から新たな展開をスタートさせる。健康習慣づくりをさらにバックアップすることを目的に商品ラインアップを刷新するほか、新商品の投入と従来の瓶容器商品を終了。スマートフォン一つで購入など手続きができる新サービスも導入する。

今回のリニューアルで、従来の宅配サービスの名称とロゴを変更。「商品受け箱を通じて『健』康と『幸』せな生活をサポートし、『笑顔』を届けたい」との思いを込め、「健幸サポート便」と命名した。これまで以上に一人一人に対応した健康習慣づくりに貢献を目指し、商品ラインアップも刷新。ビフィズス菌をはじめ、同社独自の機能性素材にこだわったアイテムを新たに投入する。

リキャップ付き容器に刷新する「森永カルダスミルク」

3月29日から発売する「森永カルダスミルク」=写真(上)=は、牛乳の2倍のカルシウム(同社比)がとれ、「ビフィズス菌BB536」を配合した栄養機能食品。「森永カルダス」の特徴はそのままに、保存に便利なリキャップ付き容器に変更し、賞味期限も18日間に延長した。「大人の栄養サポート」=同(下)=は、高タンパク・高カルシウムで、ラクチュロースや「シールド乳酸菌」などの機能性素材や、不足しがちな栄養素をバランスよくとれる栄養補助飲料だ。

不足しがちな鉄分や11種類のビタミンなどをとれる「大人の栄養サポート」

容器も3月末で瓶での展開を終了し、PETボトルや紙を中心とした軽量かつリサイクル可能な素材に変更し、一部商品では賞味期限も延長する。

さらに新たなサービスとして、LINE公式アカウント「森永宅配(健幸サポート便)」とLINEミニアプリ「健幸サポート便」を順次導入する。いつでもどこからでもスマートフォン一つで宅配の注文・変更ができ、トーク画面では一人一人の興味・関心に合わせた健康情報やキャンペーンの案内を発信し、より効率的な販促活動を可能にしていく。

健康習慣作りへの積極貢献を目指しリニューアルする

◇日本食糧新聞の2024年1月17日の記事を転載しました。