三菱食品は地域特産ブランド「もっと Nippon!」から、国産米粉を使用した唐揚げ粉・天ぷら粉の新商品2品を、9月から食品スーパーやドラッグストアをはじめとした全国の店舗で発売している。2品とも米粉と小麦粉のバランス良い配合で食感を向上させ、油の吸油率の低さ(衣の吸油率。製造者調べ)で経済性や健康にも配慮したのが特徴。

「もっと Nippon!米粉が入ったカラッと!から揚げ粉」=写真(左)=は米粉のカラッとした食感、小麦粉のジューシー食感の利点を生かした。原料に国産米粉と北海道産小麦粉を使用し、吸油率は約15%カット。揚げたて時はジューシーな食感、時間が経過してからはカラッとした食感を楽しめる。味付けはにんべんの和風だし醤油味とし、幅広い世代が食べやすい商品。内容量70g、希望小売価格200円(税別)。

「同米粉が入ったサクッと!天ぷら粉」=同(右)=は米粉のサクッとした食感、小麦粉による衣付きの良さの双方の利点を表現した商品。原料に国産米粉と北海道産小麦粉を使用し、吸油率は約20%カット。「サクサク感が長く継続」する点、小麦粉のポイントである「グルテンによる衣付きやカリッとジューシーに仕上がる」点の双方を生かした。内容量300g、希望小売価格260円(税別)。

「もっと Nippon!」は「地方の元気は、日本の元気」をコンセプトに「地方のおいしさを、日本と世界のみなさまへ食を通じた地域活性、もっと日本を知っていただくことを目指す」ブランド。国産原料の使用にこだわり、地域創生に資する商品として地域と消費者をつないでいく方針だ。

◇日本食糧新聞の2023911日号の記事を転載しました。