西山製麺は、久原本家グループの久原本家北海道と共同開発した「西山ラーメンストレート鍋つゆ」(写真、みそ味、しょうゆ味)を8月から発売している。長年道民に親しまれている「サッポロ西山ラーメンスープ」をベースに、鍋スープとして肉や野菜とともに楽しんでもらおうと開発したもので、同社創業70周年記念企画商品の一環。

アイテムは2種類。「みそ味」は丹念な素材選びと丁寧な作りで、コクあるまろやかな味を再現した“札幌の味噌”らしい味わい。豚肉と野菜によく合う。

「しょうゆ味」は懐かしい味でありながら独特の深みと、“サッポロ醤油味”の正統派と呼べるコクあるスープが自慢。鶏肉と野菜によく合う。締めは残ったスープにラーメンを入れて、お好みの具材をトッピングすることで「普段とはひと味違う、サッポロ西山ラーメンを楽しんでもらえる」(同社)とアピールする。

鍋つゆ発売に合わせて締めのラーメンとして、鍋にそのまま入れられる熟成ちぢれ麺「鍋用 西山ラーメン2人前」も新発売し、本格的な鍋商戦に向けセットで売り込みを図る考えだ。なお、「西山ラーメン ストレート鍋つゆ」は各750g(3~4人前)、希望小売価格(税別)は各398円。全国のスーパーなどで販売する。

◇日本食糧新聞の2023年8月30日号の記事を転載しました。