しいたけのうま味を味わえる筑前煮のレシピ!
生しいたけは低カロリーで、β-グルカン、エルゴステロール、食物繊維、特有成分のエリタデニンも。かさが八分咲きで丸みがあり巻き込みの強いもの、裏面のヒダが白くきれいなものが良品です。今回は筑前煮のレシピをご紹介します。
しいたけの保存方法は
風味が落ちるので洗わず、汚れやほこりはぬらしたふきんなどで拭きます。かさの中の胞子が落ちると鮮度も落ちやすくなるので、かさのひだを上にして保存を。カットして冷凍すると、酵素の働きで細胞膜が壊されうま味成分が出やすくなります。現在、ほとんどが菌床栽培。原木栽培含め、さまざまな種類があるので、食べ比べて我が家のお好みを見つけて。
生しいたけクイズ
<Q1>木に菌を植えてしいたけを栽培する方法を何という?
A:原木栽培
B:菌床栽培
C:ハウス栽培
<Q2>新鮮な生しいたけのかさの状態は?
A:大きく開いている
B:開きすぎていない
C:あまり開いていない
<Q3>しいたけの調理でやってはいけないのは?
A:洗わない
B:切らない
C:加熱しない
※答えは文末にあります
筑前煮
【材料(2人分)】
A 「ヤマキ お塩ひかえめ めんつゆ」 70ml
A 水 100ml
鶏もも肉 100g
ごぼう 1/2本
にんじん 1/4本
れんこん 1/2房
しいたけ 2枚
さやいんげん 30g
サラダ油 適量
【作り方】
- 鶏肉はひと口大に切り、ごぼうはタワシで皮をきれいに洗い、にんじん・れんこんとともにひと口大の乱切りにする。
- しいたけは石づきをとって縦4等分にし、いんげんは3cm長さに切る。
- 鍋にサラダ油を入れ、鶏肉・ごぼう・にんじん・れんこんを炒める。
- 全体に油がまわったらA、しいたけを加え落としぶたをして時々返しながら弱火で20分ほど煮る。
- 野菜に火が通ったら、いんげんを加えさらにフタをして5分ほど煮る。
レシピ:ヤマキ
生しいたけクイズの答え
<Q1>答え:A
栽培の形態には2種類あり、コナラやクヌギを使ったホダ木に菌を植えて栽培する方法を原木栽培といいます。菌床栽培は、おがくずと養分をブロック状に固めたものに菌を植えて栽培する方法で、流通する生しいたけの90%以上が、菌床栽培のものです。
<Q2>答え:B
しいたけを選ぶ時は、かさが乾いていて開きすぎていないものを選びましょう。かさの表面に産毛が生えていて、裏側が白いと鮮度が良い目安となります。裏側のひだが細く、軸が太く短いものがおすすめ。
<Q3>答え:C
しいたけは必ず加熱をして食べるようにしましょう。また、水で洗ってしまうと風味が落ちるので、下処理では洗わないのが原則です。汚れが気になる時は、傘の上からたたいてひだの汚れを落とすか、ぬらしたふきんで表面を拭くようにします。
◇百菜元気新聞の2023年10月1日号の記事を転載しました。
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