ベルギーの女性に人気のフルーツビール、ラベルは可愛いイラストがいっぱい♪
オランダから電車、自転車、車、徒歩と、いろんな交通手段で行くことができる隣国ベルギー。前回ご紹介したフリッツ(フライドポテト)を食べながら、おいしくいただくことができるお供を今回はご紹介。いえ多分、逆ですね。ビールのお供のフライドポテトかな? 何はともあれ今回は、ベルギービールのご紹介です。夏の夜、お風呂上がりの冷えたビールって、やはり最高ですよね!
1000種類以上あるといわれるベルギービール
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実はベルギー発祥のフレンチフライ、「フリッツ」のおいしい食べ方
一般的に、1000種類以上はあるといわれるベルギービール。一口にビールと言っても種類はさまざまです。ビールの分類方法は、製法で分けると、ラガー(下面発酵醸造、日本のビールはほとんどがこちらです)、エール(上面発酵醸造)、ランビック(自然界に生息する酵母で自然発酵させるビール)やハイブリッドビール(材料や醸造法を混合させたビール)の4種類。また、この中でもさらにいろいろな分類方法(原料、原産地、苦味、風味など)が存在するようです。
ベルギービールはラガー、エール、ランビックの3種類があり、さらに色や製法でさまざまな分類があります。この中で特にベルギーらしいビールの分類はフルーツビール。上の写真だと、左から3番目のビールがそれです。
さまざまな果物を配合するフルーツビール
ベルギービールでも、特に女性に人気があるのはフルーツビール。ランビックビールの一種です。ランビックビールはブリュッセル南西に位置するパヨッテンラント地方のみで醸造されます。自然発酵により醸造され、少し酸味のあるビールに仕上がります。
このランビックビールの種類の中に、サクランボの一種を加えて醸造されるものがあり、これがクリークと呼ばれる有名なビール。少し甘いフルーツビールです。このクリークの他にも、ラズベリーやイチゴ、桃やアンズ、レモンやブルーベリーなど、さまざまな種類の果物が配合されたフルーツビールがあります。
特に赤い果物を用いたビールはフルーティな味わいと、きれいな色で女性に人気があるようですね。
ビールのラベルにピエロや小人も
もう一つのベルギービールの特徴。それは、ビールのラベルです。上の写真をご覧ください。とにかく可愛いイラスト満載のベルギービールラベル。
例えば上の写真の場合。サクランボは、商品説明そのままだからわかるとして、左端のビールにピエロ(?)。飲むと陽気になるからでしょうか?ピエロ(ジョーカー)の衣装もカラフルですよね。右から2番目の、ビールに小人。この小人さん、真っ赤なキノコの陰から出てきそうで、何とも愛らしいですよね。
そう言えば、水色の小人アニメ「スマーフ」も、ベルギー生まれ。ベルギーの方は小人がお好きなのでしょうか?
ちなみにこのかわいい小人イラストのビールは、可愛い外見とは違いビールのアルコール度数は何と9%もあります。サクランボは5.1%でピエロは7.5%。可愛いパッケージなのに意外とパンチの効いたビール達ですね。
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