明治は12月15日まで「明治 ザ・チョコレート」のリニューアルを記念して、ロイヤルパークホテルズとのコラボルームを実施。ライフスタイル型ホテルのザロイヤルパークキャンバス大阪北浜で、カカオの生産国を「五感で楽しむ」宿泊プランを企画している。

同社とロイヤルパークホテルズとの取組みは6年目で、昨年は「マーブル」誕生60周年を記念したコラボルームなどを実施しており、「ザ・チョコレート」とのコラボは初。同品は、カカオ豆の産地によって異なる四つの香味を楽しめるチョコレートで、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国でそれぞれ生産するカカオを使用する。

今回の企画では4ヵ国大使館の協力の下、現地の雑貨や音楽などを取りそろえており、客室で旅気分を楽しめる。明治が開発したカカオの香りを楽しめるツール、現地のコーヒーとチョコレートのマリアージュやチョコレートドリンク、キャンバスラウンジでカカオのミニチュアと中南米の衣装を展示するなど、日本から遠く離れたカカオ生産国を知ってもらうことを目的にしている。

宿泊客は、フェアトレードコットン生地を使用した同品柄のオリジナルポーチや、ハンドバッグを持ち帰ることができる。また、地球の歩き方「arucoシリーズ」とのスペシャルコラボ企画で、各国のカカオの特徴や旅先としての魅力を紹介する、オリジナルハンドブック「arucoカカオの国々をめぐる旅」なども用意している。

◇日本食糧新聞の2022年10月12日号の記事を転載しました。