キユーピーは5月1日から、神戸工場の見学施設を一般公開する。同工場は16年10月から稼働している新工場で3日、プレス向け内覧会を開催。今春から全面稼働を開始する同工場だが、見学施設では製造現場の迫力を体験できるほか、食について学べる展示ゾーン、試食やイベントを体験できる専用キッチンなど三つのゾーンを用意する。

3つのゾーンで見どころ満載

見学施設は大きく、(1)楽しく野菜や卵に関する知識を展示物に触れながら学べる「展示ゾーン」(2)案内スタッフの解説付きでマヨネーズやドレッシングの製造ラインを見学できる「製造工程見学ゾーン」(3)専用キッチンでの試食やイベントが楽しめる「食の体験ゾーン」–で構成。いずれも独自の取組みや工夫を凝らし、見どころ満載となっている。

「展示ゾーン」では自由見学方式で野菜や卵の知識、同社グループの取組みや歴史などを触りながら学べる。ブロッコリーやトマトなど野菜の保存方法や選び方、卵の優れた特性などに加え、摂取推奨量350gの重さを体感できるコーナーも設置した。

「製造工程見学ゾーン」では案内スタッフの解説付きで製造ラインの迫力を楽しめる。中でも空中通路「マヨデッキ」は分速400本のマヨネーズ充填(じゅうてん)機やロボットによる自動箱詰め工程などを間近で見学でき、集音マイクで工場内従業員に直接質問することも可能。タッチパネル式のズームカメラなど斬新な試みも導入する。

「食の体験ゾーン」では、キッチンスペースで試食やイベントが楽しめる。マヨネーズの特性を生かした調理法「マヨネーズマジック」なども紹介していく予定。当日は「鶏むね肉のみそマヨ焼き」を紹介、驚きの声が多く挙がった。

 

食育への貢献も目的

内覧会で森佳光執行役員広報・CSR本部長は「お客さまとのコミュニケーションはもちろん、食育への貢献も目的としている。食や野菜摂取の大切さを楽しんで学んでもらい、製造の迫力を感じてもらえたら」とあいさつ。また上釜利雄工場長は「神戸工場は多くの試みを導入しており、87の新技術を導入している。19年の100周年へ向け、全力で“食の幸せ”を発信したい」と意欲を示した。

見学予約は4月3日から、Webまたは電話(078・411・6015)で受け付ける。

 

◇日本食糧新聞の2017年3月29日号の記事を転載しました。