MLA豪州食肉家畜生産者事業団は、2日から13日にかけて、グランフロント大阪うめきた広場サブスペース(大阪市北区)で約2cmの厚切りオージー・ビーフステーキを体験できる「オージー・ビーフでレッツバービー Pop-up Event」を開催している。

同国では「本当のおいしさを味わえるのは2cm以上の厚切りステーキ」として、日本で多く流通するステーキの約2倍の厚みになることから「W厚(ダブルアツ)ステーキ」とネーミング。イベントなどを通じて、オーストラリア流の厚切りステーキやバーベキュースタイルを消費者や小売業者にPRしていく方針だ。

2日の「オープニングメディアイベント」で、アンドリュー・コックス駐日代表は「オーストラリアではバーベキューのことをバービーと呼び、友人や近所の人を招いての大切な社交の場になっている。人と人をつなげるバービー文化を、大阪の皆さんにも広げたい」とあいさつ。

スペシャルゲストに“肉食女子”代表としてタレントで女優の橋本マナミが登場。2人はキッチンカーに移動してステーキの焼き方をデモンストレーションした。

同駐日代表は、「焼く前に室温に戻す」「裏返すのは1度だけ」「アルミホイルなどに包んで余熱で火を通す」という三つのポイントさえ押さえれば簡単においしく厚切りステーキを調理できると説明。

橋本マナミさんは「これまでステーキを家で焼いたことがないが、教えてもらった方法は簡単なので家でもやってみたい。また、オージー・ビーフは赤身肉で太りにくいのでたくさん食べられてうれしい」と話した。

◇日本食糧新聞の2017年8月9日号の記事を転載しました。