春巻きは、中身を作り、それを皮で包んで揚げる…という、ワーママにとって「作るのは無理!」という料理のひとつではないでしょうか? その一方、子どもに人気で、野菜嫌い克服に役立ちます。そこで、今回は10分でできる時短春巻きレシピをご紹介します。
中身は、中華丼の素を味付けに使い、レンジで加熱するだけ。春巻きの皮は、少ない油で炒め揚げします。具材と皮を一緒に食べれば、まさに春巻き!とろりと優しい味付けとパリパリの皮で、子どもが野菜をパクパク食べてくれます!

巻かない・揚げない春巻き

【材料】(2人分)
もやし 1袋
にら 1/2袋(50g)
DONBURI亭 中華丼 1食分(210g)
A 片栗粉 小さじ2
A 水 小さじ2
春巻きの皮 2枚
油 フライパンに1cm程度

【作り方】
1. 耐熱ボウルに、もやし・キッチンばさみで食べやすく切ったにら・DONBURI亭中華丼を入れて、ラップをふんわりかけ、レンジ600Wで10分加熱する。

キッチンばさみを使うので、まな板・包丁は不要です!

2.Aを混ぜた水溶き片栗粉を加えて混ぜ合わせる。ラップはかけずにレンジ600Wで1分加熱してから混ぜ、お皿に盛りつける。

3. レンジ加熱をしている間に皮を揚げ焼きします。フライパンに油を入れて中火にかけ、食べやすい大きさに切った春巻きの皮を、きつね色になるまで炒める。

4. ペーパータオルの上にあげ、油を切ってから(2)にトッピングする。

皮と具を一緒に食べてください。

中華丼の素を「味付け」として使えば時短&薄味でおいしくできる!

今回は、包まず、揚げず10分でできてしまう春巻きレシピをご紹介しました。食べれば、口の中でちゃんと春巻きです。時短で美味しい!を実現するために使用したのは、江崎グリコ「DONBURI亭中華丼」(1食分(210g) 、178円)です。

値段はお手頃ですが、10種類の具材を使い、味にくせがなく食べやすいです。この商品に限らず、レトルト商品は子どもにとっては味が少し濃いので、「味付け」として使用するのがおすすめです。

このレシピでは、他の調味料は使用せず、もやし、にらと一緒にレンジで加熱するだけでばっちり味が決まります!時間がない時は、調味料をひとつひとつ計量するのも面倒ですし、焦っていると味が決まらなかったりしますよね。

このレシピならそんな心配はありません! レンジ加熱中はほったらかしでいいので、その間に春巻きの皮を炒め揚げして、さらに時間を節約!とっても簡単に美味しく出来るので、ぜひ試してみてください。

【働くママへのエール】子どもの野菜嫌い克服にもオススメ!

今回ご紹介したメニューは、時短なだけでなく、子どもさんの野菜嫌い克服にもおすすめです。そして、普通の春巻きに比べ、カロリーが低いので、ダイエット中のパパやママにおすすめなのです。

丼の素は保存もききまし、常備しておき、忙しい時にぜひこのレシピを試してもらえたらうれしいです!

(医師・日本キッズ食育マスタートレーナー・日本キッズ食育協会医学アドバイザー   河埜玲子 @reiko.kono