ジャムで煮た「かんぴょうdeローズパイ」がグランプリ!
栃木県干瓢商業協同組合は11月6日、栃木県下野市のゆうがおパークで「#かんぴょうレシピコンテスト2021」の最終審査会を開催し、グランプリを決定した。グランプリには、応募総数1501件の中から「かんぴょうdeローズパイ」=写真=が選ばれた。
審査員らは「見た目もおしゃれでとてもかわいいし、ジャムで煮た干瓢がとてもおいしい。イチゴジャムと干瓢の相性が良く、お菓子にも干瓢を使用できるという新しい発見があった」とコメント。「新しいで賞」には新規性・独自性の項目で最も高い点数だった「コーヒーかんぴょうアイス」が選ばれた。
栃木産干瓢は全国生産量の98%を占め、同県の代表的な特産物だ。近年は生産量の減少に加えて、消費の拡大へ新たな手を打つことが業界の重要課題となっている。今回のコンテストは干瓢の消費拡大を目的に、同組合の若手で組織する新風会が企画。レシピをインスタグラム、フェイスブックのSNSからも募集することで、話題喚起や多数の応募につなげた。
新型コロナの影響で毎年恒例の「栃木のかんぴょう祭り」をはじめとするイベントが軒並み自粛となる中、イベントなどに使う予定だった予算をコンテストの賞金に充てた。グランプリには賞金20万円が贈呈される。
▽グランプリ=「かんぴょうdeローズパイ」▽新しいで賞=「コーヒーかんぴょうアイス」▽見映え賞=「かんぴょうの手毬寿司」▽お手軽賞=「豚肉とかんぴょうのおつまみ」▽コスパ賞=「中華風 おつまみかんぴょう」▽干瓢組合賞=「かんぴょうde朝ごパン」=写真=▽入賞=「かんぴょうのタイ風サラダ」「とちぎ巻き」「かんぴょうガレット」「かんぴょうボール」
◇日本食糧新聞の2021年11月12日号の記事を転載しました。
日本食糧新聞の発行からウェブサービスの電子版、セミナーや展示会まで、食に関わる情報サービスをベースに人とのつながりやビジネスを支えます。 日本食糧新聞 外食レストラン新聞 百菜元気新聞 月刊食品工場長 電子版 たべぷろ 動画配信等のメディア事業 食品経営者フォーラム 食品文化振興会 新製品研究会 表彰事業 ファベックス 展示会 料理教室等各種事業
詳しくはこちら
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。