ジェーシー・コムサは7月6日の「ナンの日」を前に、4日、東京都新宿区の江上料理学院で「ナン料理講習会」を開催した。同社市販ブランド「デルソーレ」が展開する〈小麦ごはん~世界のパンシリーズ~〉の「手のばしナン2枚入」「ブランナン2枚入」を使ったレシピを江上佳奈美副院長が考案し、参加者30人が実際に調理した。なお、同講習会は6月30日にも開催され、今回と合わせ計60人が参加した。

料理講習会で同社デルソーレ事業本部営業統括グループの長谷川嘉孝氏は、「ナンの市場は拡大傾向にあり、2010-15年比で16%増となり、16年度の微増で推移した」と述べた上で、「ニッチな食品から、家庭の食卓に浸透しつつある」との見方を示し、今回のようなレシピ提案を行うことで、ナンの用途拡大にさらなる市場拡大につなげるとの考えを明らかにした。

「デルソーレ」ブランドの「小麦ごはん」は、小麦を原料とした「つつむ・はさむ・まく・のせる・つける・ぬる」などの機能を持った世界のパンで、コメと同じように家庭でも日常的に楽しんでもらうことをコンセプトにする。アイテムは、「ピザクラスト」「ナン」「フォカッチャ」「ピタパン」「フラワートルティーヤ」「カントリービスケット」「クリスケット」などを揃える。

料理講習会では、「ナンのタルトフランベ ハーブサラダ添え」「レンズ豆と挽肉のインド風ダルカレー ナンと共に」「ブランナンのハワイナンケーキ」を江上副院長が実演した後、参加者が6班に分かれ実際に調理した。

◇日本食糧新聞の2017年7月10日号の記事を転載しました。