ワーママお助け茹で鶏の作り置き!夜ごはん15分レシピ2選
こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です! 今回ご紹介するのは、鶏胸肉を茹でて「茹で鶏」にして作り置きしておく方法です。冷蔵保存なら3日程度。冷凍保存をしてしまえば3週間程度は日持ちがするので、備蓄飯にもぴったりです! 15分以内で作れるし、作った茹で鶏のアレンジレシピも15分で作れるので、忙しいワーママにも気楽に取り入れてもらえますよ!
鶏胸肉で茹で鶏を作ろう!
ではさっそく茹で鶏を作っていきましょう。必要な調味料を加えたらサッと茹でるだけなのでとっても簡単です。
【材料】(4人分)
鶏胸肉 2切れ
水 4カップ
中華スープの素 大さじ1.5
九条ねぎ 2本
塩 小さじ1
調理酒 大さじ1
【作り方】
1.鶏肉に塩を振って5分程度置く。
2.鍋に水を加える。
3.中華スープの素を加える。
4.九条ねぎをぶつ切りにして煮る。
ぐつぐつとなってきたら3分。次に鶏肉を裏返して3分程度茹でましょう。
途中でアクが出てきたら丁寧に取り除いてあげてくださいね。
5.鶏肉に火が通ったら完成。
これで基本の茹で鶏は完成です!作り方は人それぞれで生姜を加えたり、塩・酒のみだったりといろいろなパターンがありますが、私はアレンジも考えてこのようなレシピにしました。
パサパサしがちで味が淡白になりやすい胸肉なので、中華スープを加えてみました。鶏の出汁と中華スープの旨みがしっかりと茹で汁にも出ているので、茹で汁も捨てないでくださいね!
冷蔵保存のコツ
茹で鶏が冷めたらスープごとタッパーなどの保存容器に入れましょう。たったこれだけで3日ぐらいは冷蔵保存しておけます。
スープも忘れずに一緒に入れてくださいね。茹で鶏だけだと、お肉がパサパサに乾いてしまうので注意です。
茹で鶏を冷凍保存する場合は、食べやすい大きさに事前に切っておくと便利です。
冷凍保存する場合は切った茹で鶏とスープを分けて冷凍しておくと便利です。冷凍保存の場合だと2~3週間の目安で保存しておけます。
必要な量だけ取り出して料理のトッピングに使うなど、工夫次第で食べたい時に茹で鶏を楽しむことができますよ。
上の写真が冷凍したものになります。茹で鶏は自然解凍で。スープは湯煎で温めて溶かしてから鍋に移して調理してください。
茹で鶏で作るよだれ鶏
では茹で鶏を使って作る、夜ごはんレシピを紹介していきます!最初に紹介するよだれ鶏風レシピは、茹で鶏を切って特製だれをかけるだけ。茹で鶏さえ作っておけば、何の手間もなく作れちゃうんです。
【材料】(2人分)
茹で鶏 1枚分
ねぎ 10cm
<たれ>
醤油 大さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 大さじ1/2
白ごま 小さじ1
【作り方】
1.茹で鶏を食べやすい大きさに切る。
2.調味料を混ぜ合わせてたれを作る。
3.切った茹で鶏にねぎをのせ、上からたれをかけたら完成。
本当はラー油を加えるのがよだれ鶏により近い味付けになりますが、小さな子どもも一緒に食べられるように今回は省いて作りました。ちょっぴり甘めにしたので、食べやすくなっています。すりごまが風味をよく仕上げてくれて香ばしいです。
そして何より、茹で鶏自体にしっかりと味と旨味があります。中華スープで煮たからか、ちゃんと味があるのでそのままでも美味しく食べられると思います。なので、あっさりめの味付けのたれでも充分満足!
減塩にもつながるのでおすすめですよ。
茹で鶏で作るタンドリーチキン
続いて茹で鶏をタンドリーチキンにアレンジして食べるレシピをご紹介していきます。冷凍保存したお肉はパサパサしがちですが、油を入れてサッと焼くので表面がオイルコーティングされるからか、全くパサパサせずに仕上がります。
【材料】(2人分)
茹で鶏 1枚分
プレーンヨーグルト 大さじ2
ケチャップ 大さじ1
カレー粉 小さじ1
にんにくチューブ 1cm程度
オリーブ油 大さじ1
【作り方】
1.茹で鶏をある程度解凍したら、その袋に調味料を加えて揉み、馴染ませる。
2.フライパンにオリーブ油を入れ、お肉を加えたら焼いていく。
3.両面しっかりと焼けたら完成。
こんな感じでタンドリーチキン風に仕上がりました。お味は意外と本格的!オリーブオイルで焼いたので全くパサパサ感もなし!生のお肉から焼き上げたような感じに仕上がりましたよ。
家にある材料で作れるのに、お店で食べるような味に焼き上がるので驚きです。家族からも大好評だったので、是非試してみてください。
余ったスープも捨てないで!
茹で鶏が出来たら、その茹で汁はどうしますか?もし、そのまま捨てているのならちょっと待って!茹で鶏を作った茹で汁は旨味の宝庫ですよ。
鶏の出汁と一緒に加えたねぎからは旨味がたっぷりと出ているので、是非有効活用してスープにしちゃいましょう。即席スープで食卓もちょっぴり豪華になりますね。
【材料】(2人分)
茹で鶏の茹で汁 適量(全部で500ccぐらい水分があればOK。なければ水を足す)
ねぎ 10cm
卵 1個
塩コショウ 少々
【作り方】
1.茹で汁に切ったねぎを加えて煮る。
2.スープが沸騰してきたら溶き卵を流し入れ、塩コショウで味を調えたら完成。
もともと中華スープを加えて茹で鶏を作ったので、新たに調味料を加える必要がありません。味をみて濃かったら水を加え、薄いと感じたら中華スープや醤油などを加えてお好みの味に調整してみてくださいね。
中華料理屋さんでチャーハンと一緒に出してもらえるような、本格的な中華スープそのままの味に仕上がります。即席スープとは思えない濃厚で本格的な味わいなので、是非茹で汁を活用してスープを作ってみてくださいね。
茹で鶏をフル活用して時短
茹で鶏は煮込み時間も少なくて済むので、15分以内で作れる時短料理です。お肉が茹で上がったらもちろんそのままでも食べられるし、冷蔵保存・冷凍保存もできる優れものです。茹で汁をスープとして保存ができるので、備蓄だけでおかずと汁物が揃っちゃう優秀レシピです。
鶏胸肉は安価で購入ができるので、是非余分に買って備蓄しておきましょう。困った時に助けとなってくれるはずですよ。
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