ママ管理栄養士おすすめ鶏ささみレシピ!タンパク質がとれる丼メニュー2選
こんにちは。管理栄養士・ワーママのmidoriです。今回は鶏ささみ肉を使った丼メニューを2品ご紹介します。鶏ささみ肉は他の肉に比べ、高たんぱく質、低カロリーの食材です。また、鶏ささみ肉と同じくタンパク質が摂れて、こどもも大好きな「うずらの卵」も使います。あとは汁物を準備すれば、あっという間に15分で栄養バランスの摂れた夕ご飯が完成します。ぜひお試しください。
ささみ竜田揚げ丼
サクサクの竜田揚げの丼です。つけあわせに野菜を添えて丼の出来上がり。
【材料】(4人分)
鶏ささみ肉 4本
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
片栗粉 大さじ3〜
サラダ油 大さじ4杯〜
<つけあわせ>
きゅうり 1本
塩 適量
ミニトマト 4個
キャベツ 3枚くらい
うずらの卵 4個
ご飯 適量
赤しそふりかけ 適量
【朝の準備】
・朝、米をとぎ、夕方炊けるようにタイマーをセットしておきます。
【作り方】
1.付けあわせを作ります。きゅうりは3〜5mm厚さに切ります。ビニール袋にきゅうり、塩ふたつまみを入れてよくもみます(味見をして塩を足します)。キャベツは千切りにします。
うずらの卵は茹でたまごにします。鍋にうずらのたまごが浸るくらいの水を入れて火にかけ、7分加熱します。
2.鶏の竜田揚げを作ります。鶏ささみ肉は、半分の厚さにひらきます。
ビニール袋に入れて醤油・みりんを入れて3分くらいよくもみこみます。
3.フライパンにサラダ油を熱します。(2)の肉の調味料を捨て、鶏ささみ肉の水分を軽く拭き取ります。片栗粉を肉にかけて全体にまぶし、フライパンで揚げ焼きにします。
片面色づけばひっくり返し、両面揚げ色がついたら、蓋をして5分程度火にかけ、中まで火を通します。揚げあがれば、油をきります。
4.炊きあがったご飯に赤しそふりかけを混ぜ、器に盛ります。
千切りキャベツを広げて、(3)の鶏肉をのせます。殻をむいたうずらの卵・きゅうり・ミニトマトを添えます。
<時短のコツ>
鶏のささみ肉は、肉を広げて使うので、1枚で大きくボリュームがあるように見えます。また、肉が薄いので味の染み込みが早く揚げ上がりも早いです。さらに揚げ焼きにするため、少ない油で揚げることができヘルシーです。
鶏ささみの照り焼き丼
ごはんの上に照り焼きたれ、鶏の照り焼き、うずらの卵、付け合せの野菜がのります。付け合せを作る際は魚焼きグリルを使うため、一切コンロを使いません。一気に付け合せを作ります。
【材料】(4人分)
鶏ささみ肉 4本
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
白いりごま 大さじ3
ごま油 大さじ3
酒 少々
<てりやきたれ>
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
水 大さじ1
片栗粉 小さじ1/2
<つけあわせ>
さつまいも 6cm〜
パプリカ 1/4個
アスパラガス 2本
ミニトマト 4個
うずらのたまご 4個
塩 少々
【朝の準備】
・朝、米をとぎ、夕方炊けるようにタイマーをセットしておきます。
【作り方】
1.付け合せを作ります。さつまいもは7mm厚さに切ります。ミニトマトはヘタをとります。パプリカは食べやすい大きさに切ります。アスパラガスは、はかまと硬い部分をとります。
うずらのたまごは、魚焼きグリルを使いゆで卵にします。うずらの卵を縦に並べてクッキングペーパーで包みます。水でぬらしてホイルで包みます。
2. (1)を魚焼きグリルに並べて、上下強火で4分〜焼きます。ミニトマト・アスパラガス・パプリカは軽く焼き色がつけば出来上がりです。さつまいも・卵は5分追加して焼きます。さつまいもは串が通れば出来上がりです。
上の写真はガスの魚焼きグリル使用の場合。IHのロースターの場合も同様に時間を長めに設定して焼いてみてください。
アスパラガスは食べやすい大きさに切り、うずらの卵は殻をむきます。焼き上がった野菜には、軽く塩をふります。
3.ささみ肉はそぎ切にし、1本を4等分に切ります。ビニール袋に入れて、醤油・みりんを入れてよくもみます。2〜3分もみこめば、ごまをつけてフライパンで焼きます。
4.フライパンにごま油を熱し、(3)を中火で両面こんがり焼きます。酒少々を加えて蓋をして弱火にし、3分〜加熱して中まで火をとおし、器に取り出します。
5.(4)のフライパンの汚れをペーパーで拭き取り、照り焼きのたれの材料を全てフライパンに合わせ、片栗粉が溶けて全体になじんだら火にかけます(中火)。絶えず混ぜながら加熱し、沸騰してとろみが付けば火を止めます。
6.器にごはんを盛り付け(5)の照焼きタレをかけます。(4)(2)の野菜、うずらの卵をのせます。
<時短のコツ>
付け合せの野菜とたまごを一緒に加熱するため、1度の加熱で簡単に数種類の付け合せが仕上がります。小さな子には、うずらの卵は半分に切ると食べやすく喉に詰まらず安心です。
また、1枚のフライパンを使いまわし、肉を揚げてタレを作るため、洗い物も少なく時短になります。
子どもに食べさせたい鶏ささみ肉の栄養
鶏ささみ肉は他の肉に比べ、高たんぱく質、低カロリーの食材です。100gあたりの炭水化物は0g、脂質1.1g、たんぱく質24.6g、エネルギー114kcalです。(日本食品標準成分表2015年版(7訂)より抜粋)
ささみ肉は、肉質もやわらかいのでこどもでもおいしく食べやすいです。筋肉や血液、ホルモンなどの体をつくる栄養素になるタンパク質は、こどもの健やかな成長のため、また大人もしっかり摂りたい栄養素です。
今回紹介したどちらのメニューも鶏ささみ肉とうずらの卵を摂れるメニューに仕上げました。ささみ肉1本(約50g)にはたんぱく質が12.3g、うずらの卵1個(可食部10gあたり)には、たんぱく質が1.3g含まれます。
食事摂取基準2020によると、1日あたりのたんぱく質の推奨量が6〜7歳の男女30g、8〜9歳男女40g、18〜64歳の男女の推奨量が男性65g,女性50gです。小学校低学年位の子でしたら、このメニューを食べれば1食あたりのたんぱく質必要量を、この丼を食べるだけで満たすメニューになります。
味噌汁の具材に油揚げや豆腐などを使用したり、お好きな方はうずらの卵を追加していただければ、大人の方でも1食分のたんぱく質を満たすメニューになります。
たんぱく質は子供の健やかな成長のため、大人も健康維持増進のために必要な栄養素です。ぜひ積極的にとりましょう。
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