日清オイリオグループはこのほど、一般社団法人超人シェフ倶楽部と共同による「超人シェフ×超人アスリート 夢のスーパー給食」を、神奈川県藤沢市の湘南学園小学校で実施した。3回目の開催となるもので、東京・広尾の人気レストラン「Melograno」の後藤祐司シェフとリオ五輪競泳金メダリストの金藤理絵選手が参加し、成長過程の子どもたちに食と運動の大切さを伝えた。

会場では後藤シェフが、朝の「おはようタイム」で同校4年生の児童約100人にあいさつした後、カフェテリア内調理室で給食調理員とともに「スーパー給食」を調理。昼食時には、後藤シェフ、金藤選手と児童がカフェテリアに集まり、テーブルを囲んで「スーパー給食」を食べながら、交流を深めた。

昼食後は後藤シェフ、金藤選手によるトークタイムを開催。“食”と“運動”の大切さを伝えるとともに、金藤選手によるミニ水泳講座では、クロールと平泳ぎのフォーム指導などを行った。また、同社からも油脂をはじめとした栄養素をバランスよく取ることの重要性を説明した。

同イベントは一流シェフ・アスリートとの交流を通じ、成長過程の子どもたちに食と運動の大切さを啓発するキャラバン企画。社会問題の一つとして子どもたちの偏食や運動不足などが取り上げられているが、栄養価豊富な「スーパー給食」を一流シェフが作り、人気アスリートが楽しみながらスポーツの楽しさを伝える。

◇日本食糧新聞の2017年7月3日号の記事を転載しました。