猛暑を盛り上げるビアホールが、夏に先駆けて5月31日に登場した。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のオフィシャルホテル「ホテルユニバーサルポート」の「2019ポートビアホール」だ。ビールや食、ショーなどすべてエンターテインメント性を高めた。

6月末まで女性限定半額

家族や仲良しグループはもとより、通常4800円(税・サービス料込み、ブッフェ料理+フリードリンク)のところ、女性半額(6月末まで)のインセンティブを付け、女子会開催を促す。利用用途拡大による、ホテルファン獲得が狙いだ。

今回「多彩な風味、色合い。種類豊富なビールを、おいしい料理とともに」をコンセプトに、「バナシェ」「カシスビア」「レッドアイ」など20種類以上のビアカクテルを用意した。“写真映え”を強く意識し、カラフルな色合いのリキュールやソーダ、ジュース類を好みに配合することで、多彩なオリジナルカクテルも楽しめる。

料理では、地場特産品「水茄子の生ハム巻き」や「バーニャカウダ」など旬の夏野菜料理に加え、「ローストビーフ丼」や「ホルモンカレー」「手羽元のローストケイジャン風味」など、ボリューム満点のメニューも多数揃えた。

女子会に欠かせないスイーツも「ファイヤーフォンダンショコラ」や「ファイヤーフィナンシェ」を華やかに実演する。

ほか、エンターテインメントショーとして、リオのカーニバル花形ダンサーが出演するサンバチームや、ダンサーグループ、ダンスバンドなどが日替わりで出演し、顧客を巻き込みながら、ホールを大いに盛り上げる。

同ホテル金井紀生総支配人は「改元とともに当ホテルも生まれ変わり、このビアホールがその第1弾。料理やドリンク、ショーのすべてで従業員が胸を張れる内容となっており、多くの人にまず知って、来場していただきたい」と話した。

◇日本食糧新聞の2019年6月7日号の記事を転載しました。