うまみが溶けだす醤油鍋!おいしい鍋スープが簡単に作れる【レシピ付き】
こんにちは! フードライターの如月柊です。鍋のおいしい季節ですが、皆さんは鍋を作るときどうしていますか? 市販の鍋スープを買ってきて使っている人も多いのではと思いますが、鍋をしようと思ったら市販のスープが家にないってことは案外ありますよね? そんな時、家にあるもので簡単においしいスープが作れたらいいですよね。
我が家では醤油鍋が定番です。家にある調味料で簡単に作れるおいしいスープなので、市販の鍋スープがなくても慌てずにすみます。マイルドな醤油の香りが子どもたちにも大人気です。それではさっそくご紹介します。
醤油鍋のポイントは食材が組み合わさることでできるスープ!醤油のうまみが感じられます
醤油鍋のポイントはスープです。醤油のうまみたっぷりのスープですが、材料はどこの家にもある醤油と顆粒の鶏がらスープの素だけしか使っていません。これだけでおいしい鍋スープが作れてしまうのは驚きですよね。
このスープを下地に、上からどんどん食材を投入することで、食材のうまみがじわっとスープに溶け込んで、おいしい鍋スープに仕上がります。
鍋で直接スープを作って、食材を投入していきましょう。洗い物が少なくてすみますよ。
醤油鍋のレシピ
【材料】(2人分)
<醤油鍋スープ>
顆粒の鶏ガラスープの素 小さじ2
醤油 150cc
水 50cc
<具材>
豚肉 200g
ソーセージ 4本
白菜 8枚
豆腐 1丁
卵 2個
餅 2個
青菜 1束
干しシイタケ 6枚
春雨 1つかみ
【作り方】
- 鍋に<醤油鍋スープ>の材料を入れて加熱する。
- 加熱している鍋の上から野菜や肉、ソーセージ、卵、春雨、干しシイタケを入れていく。肉や野菜に火が通ったら、餅を入れる。
- 餅が軟らかくなったら出来上がり。
お餅は溶けやすいので、ほかの食材にある程度火が通ってから入れるようにしましょう。また、鍋に入れる材料はこの通りでなくてもかまいません。一般的に鍋に入れられる食材なら何を入れてもおいしく作れます。
ただ、必ず入れてもらいたいものに「白菜」があります。白菜から出る水分を見越しての醤油の量なので、白菜を入れないと醤油辛いスープになってしまいます。また、入れるとよいものは、断然干しシイタケです。干しシイタケは乾燥したまま投入しましょう。鍋の中で軟らかくなり、シイタケのうまみが出て、スープにさらに深みが出ておいしくなります。
最初に鍋に入れる水が少ないのは、白菜から水分がたくさん出るためです。醤油は多そうに見えるかもしれませんが、白菜の水分が加わるため意外と辛くありません。なるべく醤油が絡んだほうがおいしいので、最初は醤油も水も少なめにして後で調整するようにしましょう。
シメのお楽しみはかつお雑炊
お肉や野菜からいいスープが出ている醤油鍋。せっかくなら最後までおいしくいただきたいですよね。そんなときはやっぱりシメまで楽しみましょう。
醤油鍋におすすめのシメは、かつお雑炊です。かつおぶしを後入れするので、かつおの香りがふわっと感じられるシメが楽しめます。それではレシピを紹介します。
【材料】(2人分)
ごはん 200g
かつおぶし 1パック
【作り方】
- スープの残っている鍋にごはんを投入する。
- ごはんがグツグツいうまで加熱する。
- ごはんが崩れて花が咲いたら火を止め、かつおぶしをかける。
かつお雑炊は醤油もかつおぶしの味もしっかりと感じられる雑炊です。例えるならかつおぶし入りの焼きおにぎりのような味わいです。しっかりと味がついているので、それだけで十分おいしいのですが、子ども用にもう少しマイルドにしたいときは、溶き卵をかけるのがおすすめです。
火を止めてかつおぶしをかけるまえに、溶き卵を回しかけましょう。卵が少し固まったくらいで火を止めて、かつおぶしを入れると完成です。
おいしい冬の鍋スープレシピのひとつとして作ってみてくださいね。
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