BIO料理研究家の倉岡生夏です。本年もよろしくお願いいたします。1月はあっという間で、気づけばもうすぐ2月です。バレンタインの夕食などには、家族が喜ぶローストビーフを手作りしてみてはいかがでしょうか。失敗しないローストビーフの作り方とは?

ローストビーフ作りで失敗しがちなことは?

みんなが好きなローストビーフ。お惣菜屋さんなどで買うと家族で食べるには割高ですよね。おうちでローストビーフを作ったという方からこんな悩みを聞きます。

  • オーブンで焼いて固いローストビーフになってしまった。
  • 外はしっかり焼けているのに中は生焼けだった。
  • 手間がかかる。

お肉の塊なので火入れが難しいイメージのローストビーフ。調理の途中で肉を切るわけにもいかないし。

でも炊飯器を使えばとっても簡単にジューシーなローストビーフを作ることができます!

簡単ローストビーフのレシピ

<材料>
牛肉 赤身もも 400〜500g
にんにく 2欠片
塩 小さじ1
ローズマリー

<作り方>

1. お肉は必ず常温に戻す。軽くお肉にフォークで刺す。お肉に小さじ1の塩をまんべんなくなじませる。ローズマリーをのせる。

2. フライパンに油をひく。厚めに切ったにんにくをひき、油に香りをつける。お肉の表面にしっかり焼き色がつくまで焼く。

3. 熱湯をわかしておく。焼いたお肉をラップに包み、さらにジップロックに入れる。

4. 炊飯器にジップロックに入れたお肉を入れて、かぶるくらいの熱湯をそそぐ。保温ボタンを押して30分保温する。

5. 30分たったら冷蔵庫や氷水で1時間冷やす。冷やすことで、肉を切った時に肉汁が出ずに切りやすいです。

おすすめの食べ方

ローストビーフは薄く切ることでおいしく食べられます。

薄くスライスしたローストビーフをくるくるとまいて重ねていきます。バラの花びらをイメージして4枚くらい重ねて、周りに葉を散らせば簡単にローズ風のローストビーフの出来上がり!

盛り付けを変えるだけでぐっとおもてなし度がアップしますよね!

ローストビーフといえば、バルサミコ酢や玉ねぎが入ったようなソースのイメージがありますが、手作りのローストビーフをより楽しむにはシンプルな味付けが一番。わさび醤油や、いろいろなお塩で食べるのがオススメです!

最近では豊富な種類のお塩があります。お土産でもらったけど使ってないなぁ。というようなお洒落なお塩とローストビーフを合わせてみてはいかがでしょう?

料理教室の生徒さんにも人気だったローストビーフにあうお塩をご紹介します。

  • ヒマラヤ岩塩 :お肉の味をシンプルに楽しめます。
  • 竹炭塩 :炭の香ばしい味がお肉とマッチ。
  • ポルチーニ塩:ポルチーニの香りとお肉があいます。
  • ローズ塩:ローズの甘い香りと甘さがお肉とマッチします。

炊飯器でローストビーフを作ると保温の時間に別の料理も作れますね。また前日の夜にパッと作り、冷蔵庫で冷やしておいても良いです。バレンタインや普段の夕食に作っていただきたいです!