プチプラアイテムでいつもの食卓をパッと華やかに演出するテーブル&フードスタイリストの渡辺有子です。カフェメニューやSNSのおしゃれな一皿にのっている鮮やかな黄身の目玉焼き!
きれいに作ることができたら、いつもの朝食も気分があがりますし、料理にプラスするだけで写真映えする仕上がりになります。そこで今回は、黄身が鮮やかな目玉焼きの作り方とSNS映えするスタイリングをご紹介します。

黄色い黄身の目玉焼きを作ろう!

鮮やかな目玉焼きは、白い雲の合間に見える満月のようで、秋の季節行事である月見の献立にもよく登場します。マクドナルドでもこの時期になると、丸い目玉焼きが挟み込まれた季節限定メニュー「月見バーガー」が売り出され、毎年人気ですね!

朝ご飯から洋食メニューのつけあわせと何かと重宝できる目玉焼きですが、普通に作ると下の写真のように黄身が白い膜におおわれて、写真でみかけるような鮮やかな目玉焼きが作れない…!という方も多いのではないでしょうか。

きれいな黄色の目玉焼きを作るコツは、熱したフライパンに卵を落とした後、蓋をせずにじっくり弱火で火を通すことです。また卵を落とし入れたら黄身が真ん中にくるようにしばらくそっと手で黄身を押さえておくときれいな黄色の目玉焼きを作ることができます。

小さめの和皿にサラダとソーセージをのせ、鮮やかな目玉焼きを用意すれば和食の朝ご飯も栄養バランスのよい和食の朝ご飯ができあがりです。

いつもの朝食もオシャレに!

こんがり焼いたトーストの上に鮮やかな目玉焼きをのせて黒コショウを振れば、カフェの1皿に!

お好みでこんがり焼いたベーコンやハムを目玉焼きの下に敷いておくと、赤身の色の効果で彩りもアップし、塩気と味わいも加わって食べ応えもあります。

また、食パンの上にのせるので、少し早めに火からおろしてトロトロの半熟の黄身にしておくとトロッと流れてパンに絡んで、おいしく食べられますよ。ナイフやフォークを使ってちょっとおしゃれに頂きましょう。

カレーにトッピングで豪華に!

8月記事でも取り上げましたが、小さなお子さんから大人まで人気のカレーライス(いつものカレーをひと工夫で和カフェ風に!盛り付けのコツをプロが伝授)に、目玉焼きをトッピングすれば、見た目もボリュームもアップしておいしそうに見えます。

下の画像は、カレーの中でも手軽であっという間に作ることができてカフェ風に仕上がるキーマカレーに、鮮やかな目玉焼きをトッピングしたプレートです。少しスパイシーな味付けでも、トロッと半熟の目玉焼きを崩しながら食べればマイルドになって味わいも深まります。

また、色合いが茶系一色で地味になりがちなカレーも鮮やかな目玉焼きをプラスすることでインパクトのある仕上がりに!

目玉焼きに限らず、料理はその素材がもつ色合いや食感を大切に丁寧に調理することでおいしさがアップするように感じます。今回ご紹介の目玉焼きなら、黄身は鮮やかな黄色で白身は純白な仕上りにできれば見た目にもおいしそうですよね。

人は視覚による多くの情報でおいしさを感じると言われていますので、ぜひ意識して料理作りを楽しんでみましょう。