那須興業は14日～9月17日まで栃木県那須町の老舗レジャーランド「那須りんどう湖レイクビュー」に併設する食の複合型施設「那須の恵みMekke！（めっけ）ビュッフェ＆マルシェ」で夏季限定メニューを提供する。

同ランドは年間1400万人以上も訪れる観光リゾート地。遊覧船がモチーフのMekke！は灼熱（しゃくねつ）の炎がわき上がる富士の溶岩石を使用した武蔵釜などの特徴的な五つの窯を配置し、那須高原の恵みを“驚き”に変え、来場客に“感動”を届けるレストラン。

同社は10日、東京・浅草ビューホテルで会見し、夏の太陽をたっぷり浴びた栄養豊富な銘柄鶏「那須どり」や那須高原産“白美人葱”“紅芯大根”など甘み広がる「野菜しゃぶしゃぶ」などシェフの一押し12品のメニューを紹介した。

ビュッフェはデザートも充実

それ以外の夏季限定メニューは、牛乳からチーズを作る際に出る「ホエー」を与えて飼育された母豚から生まれた「ヤシオポーク」や、ジューシーな「タンドリーチキン」、大自然の中で大切に育てられた「茶色豚」のうまみがたっぷり詰まった「ボロニアソーセージ」、夏に旬を迎える那須高原産の甘酸っぱい「まるごとトマトゼリー」のスイーツなど、和洋中の料理から全60品が登場の予定だ。

同ランドは1965年にレジャーランドの先駆けとして開園した。18年4月には、奈良の大仏よりも大きいアヒル「ピンキーダック」を同施設内のりんどう湖に設置し話題を呼んでいる。例年行われる「りんどう湖花火大会」では各日1500発の打ち上げ花火を行うが、今年は3000発にスケールを拡大して7月15日、8月5日、お盆期間などに実施する。

◇日本食糧新聞の2018年7月18日号の記事を転載しました。