ケンコーマヨネーズの100％子会社であるサラダカフェは4月25日、そごう横浜店に和サラダ・和惣菜専門店「WaSaRa」をオープンした。昨年3月に大阪市の近鉄あべのハルカスにオープンした第1号店に続き、関東地方では初の出店。普段の食卓の新たなバリエーションとなるこだわりの商品を提供するとともに、2020年の東京五輪・パラリンピックを見据え、国内外でますます注目の高まる和食を新しいコンセプトで訴求していく。

「WaSaRa」では、根菜、タケノコ、里芋など、日本人になじみの深い和の食材をふんだんに使用した和サラダ、和惣菜を提供。今回オープンするそごう横浜店では、「日本各地で地元に根付き、親しまれている和惣菜」をメーンに販売する。

京都のおばんざいとして親しまれている「ずいきの炊いたん」のような伝統的和惣菜をはじめ、人気のあえ物に木の実を加え、上品な味わいに仕上げた「さつまいもと根菜の木の実和え」など、新しい切り口のオリジナル惣菜をラインアップしている。また、「子持ちカレイの甘酢あんかけ」や「鯖の味噌煮」など、これまでサラダカフェにはなかったメニューも販売する。

また、オープンに際し、期間限定でキャンペーンを実施。特別価格での販売やオリジナルタンブラーが当たる抽選などを行う。

サラダカフェは、「サラダ料理で新しい世界を食卓に」をコンセプトに、野菜をキーとしたさまざまな「サラダ料理」を提供する店舗を展開。関東・関西の百貨店などで「Salad Cafe」や「WaSaRa」、ジャガイモと卵をメーンとして和食とコラボレーションした「いもたまや」を展開している。

◇日本食糧新聞の2017年5月1日号の記事を転載しました。