古代には薬としても利用されていた「あずき」。抗菌性、溶血作用、抗炎症作用、利尿作用、脂質代謝改善作用、代謝活性、便秘予防、発ガン抑制効果が期待されるなどなどのスゴいパワーがたくさん秘められています。
あんこサンド、あんこアイス、水ようかんなどなど、私の大好きな井村屋のあんこを使ってホームページで紹介されているレシピ+子どもたちも大喜びのおにぎりん特製のお手軽あんこレシピを6選ご紹介します。

【公式】ひんやり冷た〜い「水ようかん」

「水ようかんをいつかお腹いっぱい食べたい!」。そんな夢がかなえられる井村屋のロングセラー「ねりあん」を使った水ようかん。調理時間は15分。冷蔵室で冷やしておけば、2時間後にはたっぷり10人分以上が完成します。

井村屋のホームページでは砂糖50gを加えていますが、なくても美味しい

井村屋の「水ようかん」レシピはこちら

<材料>
井村屋ねりあん (内容量430g):300g使用
棒寒天:1/3本(ちぎって水に浸けておき、水気をしぼる)
水: 300cc
食塩::ひとつまみ
容器::1個(今回使用したガラス容器は17×17×5cm)

<作り方>

  1. 鍋に水と寒天を入れ、強火で沸騰させ、木べらで混ぜる。
  2. 寒天が溶けてきたら(全部溶けなくてOK)、ねりあんを入れ、火を弱火にする。
  3. 木べらであんを溶かすように混ぜ、ひと煮立ちしたら火を止め、塩を入れる。
  4. 粗熱が取れたら容器に流し入れる。
  5. 少し固まってきたら冷蔵庫に入れる。2時間ほど冷やして完成。
本来は裏ごしをしますが、手抜きしました。溶け残った寒天を子どもたち「まるでタピオカみたい!」と大よろこび

【公式】残りごはんでも作れる!「あんこのおはぎ」

おはぎは通常はもち米も使用しますが、これなら残ったごはんでも作れます。「きりたんぽ」も「五平餅」も、うるち米(白米)で作っていますから、白米で作ったおはぎも絶品です。

井村屋小倉あん35gで、おはぎ8個作れます。お好みでたっぷり使っても

井村屋の「3色おはぎ」レシピはこちら

<作り方>

  1. 残りごはんをレンジで熱々に温める。おはぎ用に炊く場合は、少し水を多めにする。
  2. 水をつけた麺棒で、お米の形が半分ぐらい残る程度に、つく。
  3. (2)を俵型にし、あんこで包んで完成。

【公式】夏バテを吹き飛ばす「冷やしぜんざい」

作り置きデザートとしても重宝する、ひんやり冷た〜いぜんざい。あずきには良質のたんぱく質ほか、体内で糖質(でんぷん)や脂肪を分解し、カロリーに換えるのに不可欠なビタミンB1・B2が豊富に含まれます。「冷やしぜんざい」で疲れにくい体に!

井村屋の「冷やしぜんざい」レシピはこちら

<材料>2〜3人分
井村屋ゆであずき::1缶(特6号缶 210g)
水: 170ml
即席白玉:200g(1〜1.5センチ幅に切る)

<作り方>

  1. 鍋にお湯を沸かし、即席白玉を2分半ほど茹で、冷水に入れて冷ます。
  2. 別の鍋に、井村屋ゆであずきと水を入れて火にかけ、木べらでゆっくりと混ぜ、沸騰後1~2分煮立てる。
  3. (2)を冷まし、(1)の白玉を入れて完成。

【アレンジ】おやつ、朝食、お弁当に! サクッと甘い「あんサンド」

食パンを直火でカリっと焼き上げ、あずきをたっぷりはさんで作るサンドイッチ。フランスパンで作れば歯応えが出て満足感がさらにUP。

トーストは、ガスの直火で「焼き網」を使って焼くと、外はカリっ、中はしっとりふんわり

<作り方>

  1. 食パンをトーストする。フランスパンでもOK。
  2. ホイップクリームを全体に塗る。
  3. あずきをのせ、サンドして完成。

これは本当に美味しゅうでございます。
うちの子どもたちも「ママ、これは涼しい時期限定の、あの銀座•木村屋あんバターホイップにも負けていないよ!」と褒めてくれました。これならお家で木村屋のあんバターホイップが食べられます。

味に重層感を与えるなら、クリームチーズ、バター、水切りヨーグルトなどを塗ると大人のあんぱんに仕上がります。間にくるみをはさむと、さらに美味しさUPです。

【アレンジ】ヨーグルトを混ぜるだけ!カロリーひかえめ手作りジェラート

井村屋「あずきバー」が大好きなうちの子たちも大満足。井村屋ゆであずきとヨーグルトを1:1でミックスするだけでできるジェラート風の冷たいデザートです。

夏のデザートにぴったり。食べる少し前に冷凍室から出してもみもみすると舌ざわりなめらかに

ジェラートとは凍ったお菓子のこと。2017年、本場イタリアのジェラート世界チャンピオンに、日本人職人・柴野大造さんの「セロリ入りジェラート」が選ばれ話題になりましたが、あずきの和ジェラートは子どもたちも大好きなデザートです。

お風呂上がりのデザートとして、学校から帰ってきた子どものおやつに、またお客さまのおもてなしデザートとしてもとても喜ばれます。

<作り方>

  1. ファスナー付きフリーザーバッグに井村屋ゆであずきとヨーグルトを1:1で入れる。
  2. よく混ぜて冷凍室へ。ときどきフリーザーバッグの上から揉む。食べるときにお好みで練乳をかけて。抹茶やきなこをふりかけてもグッドです。

【アレンジ】冷めても美味しい揚げない春巻きあんこ餅

外はパリパリ、中はもっちり。お餅、あんこを組み合わせた油で揚げないデザートです。作るのもとっても簡単です。あんこ好きの人だけじゃなくて間違いなくハマるデザートです。

<材料>
井村屋ゆであずき::1缶(特6号缶 210g)
切り餅:2つ
春巻きの皮(10枚入りミニサイズ):1パック
油:大さじ1

<作り方>
1.切り餅を厚さ1mmに切る。1つのお餅から10枚スライスする。
2.春巻きの皮に、(1)のスライスしたお餅1枚、井村屋のゆであずき、お餅1枚の順ではさむ

3.1回転させ、両端を折り、手前からくるくると巻き、水溶き小麦粉(分量外)でのりづけする。
4.グリルパンに油を入れ、春巻きを入れて油を全体になじませる。
5.中火でこんがりと焼いて完成。

※グリルパンがなければ、フライパンでも。油をなじませたあとトースターで焼いてもOK。

まとめ

あずきを食べると、気分が上がって、なんだかめでたい気分になりますよね。あずきの赤には魔よけパワーがあり、お正月などの「ハレ」の日に古くから食べられてきました。ポリフェノールは赤ワインの1.5〜2倍あり、砂糖と煮るとさらに抗酸化作用が増すとされています。

あずきを食べるとアンチエイジング効果が期待できそうですね。しかもあずきは低GI食品なので(血糖値の上昇をゆるやかにし、ゆっくりと吸収されるため腹持ちがいい)、いわば太りにくいダイエット向きのスイーツといえますね。