日本チューインガム協会は5月27日、東京・お台場ヴィーナスフォートでイベントを開催した。6月1日が「チューインガムの日」にあたることから行われたもので、「しっかりかむことの大切さ」を見つめ直すこととマナー向上が目的。

「チューインガムの日」は、日本各地で古くから行われていた行事の「歯固めの祝い」にならって94年に制定した。この行事は正月三が日と6月1日に鏡もちやイノシシの肉など、かみ応えのある「歯固めの祝膳」を食べることで歯を固め、長寿を願うという風習。

イベントでは、元サッカー日本代表の永島昭浩氏と日本スポーツ歯科医学会の武田友孝理事のトークショーが行われ、ガムをかむことで、集中力が高まることや筋力が向上することなどを上げ、スポーツを行う時に、ガムをかむことの効用などが紹介された。

また、協会加盟各社のチューインガム展示やサンプリング、ガムカム・キックターゲットなどを行った。ガムをかむことの効果については、口臭除去や眠気防止のほか、集中力の向上、脳の活性化、歯とあごの強化、ダイエット効果などについて、パネルで分かりやすく紹介するなど、ガムについての知識が学べる内容にした。

◇日本食糧新聞の2018年6月1日号の記事を転載しました。