老舗昆布メーカー・小倉屋山本が、昆布とパイを融合させた新たな大阪土産の洋菓子「小倉屋山本 こんぶパイ」を商品化した。19日から主要駅の売店などで発売を始める。同社主力商品の塩昆布「えびすめ」は大阪土産としても人気が高い。今回はその長年培った昆布加工技術を生かし、「幅広い年代の方に喜ばれる大阪土産を作りたい」との思いで商品化した。口に広がる昆布のうまみとパイのサクサクとした軽妙な食感が特徴。

味の決め手として、同社商品である「昆布しょうゆ」を生地に練り込み、さらに真昆布から抽出したうまみを乾燥粉末した同社商品「ラミトップ」を振りかけて、昆布の凝縮したうまみを一層引き立てている。

フレーバーは「プレーン」と「スイート」の2種類(各種8枚入り、1080円/12枚入り、1620円)。新大阪駅、大阪駅、天王寺駅、大阪国際空港の売店や小倉屋山本本店(大阪市中央区)で販売する。

◇日本食糧新聞の2017年4月7日号の記事を転載しました。