十勝若牛のひき肉をふんだんに使ったカレーパン
十勝清水町農業協同組合(JA十勝清水町)、もりもとは2月23日、ホテルポールスター札幌で新ブランド「十勝若牛」の普及拡大に向け、コラボ商品の「もりもとカレーパン」リニューアル販売を発表した。
十勝若牛はJA十勝清水町が独自に開発を進めてきた飼養技術により、通常の牛よりも半年早く出荷できる新ブランド。牛肉独特のクセが少なくてうまみが強く、肉質も軟らかいのが特徴。今回リニューアルした十勝若牛のひき肉をふんだんに使ったカレーパンで、昨年台風被害を受けた清水町農業の復活と地域農業の発展を目指すのが狙い。
同組合の串田雅樹代表理事組合長は「十勝若牛はホルスタイン種で一般的に輸入牛肉と比較される。国産志向、安全・安心の意識が高まっている中で自信を持って普及させていきたい」とあいさつ。十勝若牛生産組合の吉田哲郎組合長は「肥育期間が短いため、肉としては難しいが、もりもとさんから高く評価をいただいて大変うれしい」と期待を寄せた。
また、もりもとの森本吉徳製造本部本部長が「一番人気の商品であるカレーパンでチャレンジしたいと思い開発に取り組んだ。今後も第2弾、3弾とヒット商品を生み出し、十勝若牛の普及につなげていきたい」と意欲を見せた。
◇日本食糧新聞の2017年3月3日号の記事を転載しました。
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