マルヤナギ小倉屋は2月20日、「おいしい蒸し豆」シリーズから「塩蒸しまめ」を、「あしたのおかず」シリーズから「たけのこうま煮」「ピリ辛割干大根」の2品を、それぞれ全国のSM・量販店で新発売した。

「塩蒸しまめ」(75g、希望小売税別135円)は従来の塩味付きの豆商品は「おつまみ」としての需要が多い中、新たに「ヘルシーおやつ」としての食べ方を訴求してパッケージも一新。大豆・黒大豆・紅大豆・ひよこ豆・青えんどうの5種をブレンドし、豆のおいしさを引き出す絶妙の塩加減と食感を追求した。豆の種類ごとに塩分濃度や製法を変え、それぞれの豆の食感の味わいを生かしている。紅大豆は山形県川西町産を使用。1袋に含まれる食物繊維は7.6g、カロリーは128kcal。8月末までの期間限定販売。

「あしたのおかず」2品はおかず・おつまみ需要がターゲット。「たけのこうま煮」(100g、同208円)は一般的な和惣菜の定番煮物ではなく、だしと豚肉のうまみを引き立たせる甘辛の味に仕上げた。コンニャクのもちっとした食感とタケノコのシャキシャキ食感がバランスよく、ご飯によく合う味わい。

「ピリ辛割干大根」(90g、同208円)は、昔から食べられている切り干し大根といえば千切りタイプの細いもので、煮物にすると食感が軟らかくなってしまうが、今回は太さのある「割干大根」を選び、食感を楽しめる仕上げにした。一味唐辛子のピリ辛の味付けが特徴。

関東・東北地方で事前実施したテスト販売では、ユーザーから「甘辛の味付けがとてもおいしい」「弁当にぴったりで使いやすそう」「ピリ辛がやみつきになる、酒のつまみにちょうど良い」など好評を得ていた。

◇日本食糧新聞の2017年3月1日号の記事を転載しました。