オレンジページが2月14日に開いた冷食を使った料理教室に、日本冷凍食品協会が協賛した。タイトルは「冷凍食品でおいしく!かしこく!~手ぬきじゃない、手間ぬきCooking」。講師に料理家で栄養に関する造詣が深い大島菊枝氏を招き、冷食を活用した包丁・まな板いらずの簡単レシピ2品を紹介。調理実演と実習を行い試食。110組136人の応募者の中から当選した24人が参加した。

冷食協の三浦佳子広報部長が冒頭、“冷凍食品ミニセミナー”と題して冷食の特性やメリットを説明した。「冷食は保存料不使用。-18度Cでの冷凍自体が保存技術。ホームフリージングと違う急速凍結により、おいしさと栄養分をキープできる」とレクチャーした。

大島氏は「私の家庭でも冷食をよく使う。お気に入りは洋風野菜ミックス。生鮮品だと2~3日で鮮度が落ちるが、冷凍野菜ならいつでも必要量を使えるし調理時間も短縮できる。今日のレシピも下ごしらえからだと大変な手間が掛かるが、冷凍品を上手に使えば10分ほどでおしゃれな1品が完成する」と実演を交えて語った。

実習したのは調理冷食の若鶏唐揚げ、冷凍根菜ミックスを使った「あげ鶏とグリル根菜のバルサミコソース」、冷凍アスパラガス・ソラマメ・グリンピースを使った「アスパラガスと豆のミントバター」の2品。

◇日本食糧新聞の2017年3月3日号の記事を転載しました。