香りと食感をアップした「寒天ぞうすい」発売
伊那食品工業は、「かんてんぱぱ」ブランドで展開する家庭用製品「寒天ぞうすい」シリーズをリニューアル、10月2日に発売した。
粒状に加工した寒天の形を「さらにお米らしく」改良。だしや「とろみ」も見直し、「ヘルシーかつ満足感」をアップさせた。
ラインアップは「鮭わかめ」「のり野沢菜」などの既存4フレーバーと、新発売「鶏だんご」の5品(「鶏ごぼう」は終売)。新技術で「ふっくらボリュームアップ」させた粒状寒天にコメ由来のとろみを少量加え、雑炊の香りと食感をさらに表現した。各3食入りで、税込み751円。
同社によると、「寒天ぞうすい」1食で取れる食物繊維は、ご飯120gとMサイズの卵1個で作った雑炊と比較(日本食品標準成分表2020年版より算出した値)すると、2倍以上の約4g。糖質、熱量は各フレーバーとも70~80%以上少なく、「『糖質カット』など気にしている人の置き換え食」などに提案する。
また、「茶碗蒸しの素」のシリーズ商品「海鮮茶碗蒸しの素」も、同じく2日に発売。ホタテの貝柱、カニ風味かまぼこなど4種の具材入りで、卵1個と混ぜて鍋または電子レンジで調理する。2人分5袋入りで、税込み712円。
いずれも同社直営店「かんてんぱぱショップ」や通信販売チャネルなどで販売する。
◇日本食糧新聞の2023年10月11日の記事を転載しました。
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