森永乳業は、成長著しいオートミール市場へ向けて、9月から「ビヒダス」ブランドに新たなラインアップを加えた。200gの食べ応えと、脂肪ゼロのヘルシーさを両立させ、消費者の健康志向にマッチした商品として展開を進める。

新たに全国発売した「ビヒダスヨーグルト もぐ盛りオートミール」は、健康素材として注目が高まるオートミールと、同社独自の「ビフィズス菌BB536」入りのヨーグルト。1個で1食分の食物繊維6.3gをとることができ、オートミールの食感と食べ応えも楽しめる。

ヘルシーな脂肪ゼロタイプで、気軽に食事の一品として加えることも可能だ。同ブランドからは、328日に「同オートミール&食物繊維入り 4ポット」を発売しており、今回でオートミール入りアイテムは2品目となる。

健康志向の高まりやおいしさへの注目などを背景に、オートミール市場は急成長している。富士経済によると、市場はここ5年で約11倍にまで拡大。直近も勢いは続いており、インテージSRI+のデータによると、2019年に約63000万円だった市場規模は、2022年にはおよそ12.4倍の約781300万円にまで驚異的なスピードで拡大している。

◇日本食糧新聞の2023927日号の記事を転載しました。