くらこんは10月中旬まで、「くらこん塩こんぶ」を使ったアレンジレシピ提案として、「あの加工食品を使って手抜き感ゼロレシピ」キャンペーンを実施し、商品パッケージに調理例とレシピを掲載する=写真。

「あの加工食品を使って手抜き感ゼロレシピ」は、サラダチキン、お惣菜といった調理済みの加工食品を利用しているにもかかわらず、一から丁寧に作ったように見える料理が簡単に作れるというもの。

くらこんの塩こんぶの画像

パッケージには提案メニューの中から「トマトジュースとサラダチキンで作るトマト煮」を記載。同レシピはサラダチキン、トマトジュース、「塩こんぶ」をレンジで5分加熱するだけ。生の鶏肉を調理すると火が通るまでしっかり加熱をする時間が必要だが、サラダチキンは調理済みのため、トマトジュースがある程度煮詰まれば完成する。パッケージ表面記載の2次元コードから、その他のアレンジメニューも閲覧できる。

同社では「共働きの増加による時短ニーズが高まり、加工食品の利用は増加傾向。一方、課題として加工食品を使った料理を提供することに、罪悪感を抱く方が多いと考えられる。そこで、加工食品で手抜きに見えない簡単レシピを提案することで、罪悪感の軽減につなげたい」としている。

◇日本食糧新聞の2023年8月16日号の記事を転載しました。