マルトモは、ヘルシーな海藻と身近な野菜を北海道産昆布と枕崎製造鰹節の風味豊かなたれで食べる「海藻ときゅうりのサラダの素」=写真=を2月から発売している。コロナ禍で、消費者の健康に対する意識も高まり、食事や栄養に気を配る人が増えていることから、健康イメージの高いサラダの需要が伸長している。また、家庭内調理の機会が増えたこともあり、メニュー決めや食事のマンネリ化に悩む人も増えている。
 

同社では、こうした生活背景を受けて、だしの効用を生かした新たなメニュー提案として、海の野菜ともいわれている海藻に着目し、開発を進めてきた。そして、加熱調理不要で簡単に食卓を彩る一品が完成する同商品を開発、発売することとなった。

「海藻ときゅうりのサラダの素」は、4種の海藻(ワカメ、赤かえで海苔、白キクラゲ、糸寒天)にだしの効いたやさしい塩味のたれが付いており、この4種の海藻ときゅうりなどの身近な野菜にたれをかけて混ぜるだけで簡単においしい海藻サラダを楽しむことができる。

同社では今後も健康志向はさらに高まるものと予想しており、特に食生活など、生活習慣の見直しを重要視している。生活スタイルが多様化し、忙しい今だからこそ多くの消費者に食べてもらいたいとしている。「海藻ときゅうりのサラダの素」の内容量は46g(乾燥具材6g、たれ40g)、参考小売価格は210円(税別)となっている。

◇日本食糧新聞の2022年2月2日号の記事を転載しました。