たべぷろをご覧のみなさま、こんにちは。超簡単!モッチーママの楽しい健康薬膳です。ドラゴンフルーツ(ピタヤとも呼ばれています)は、ハワイの人気スイーツ「ピタヤボウル」が日本でもインスタ映えすることからファンが増えていますね。
実だけでなく皮の部分も、カッターですりおろすと綺麗なピンク色の料理素材としても大活躍! しかも栄養タップリ。「ドラゴンフルーツ」という名前の由来通り、ピンク色の皮は、天ぷらや炒め物にしたり、すりおろして調味料と混ぜれば、彩り鮮やかな手作りドレッシングが出来上がります。あっさり爽やかな甘みと、他にはない色合いのフルーツは魅力がいっぱいです^^

ピタヤの皮をすりおろして、蒸したじゃがいもとニョッキに♪

鮮やかなピンク皮の色素はレッドピタヤに含まれるベタシアニンです。一般に売られているものはホワイトピタヤが多いのですが、ホワイトピタヤでもベタシアニンを摂取したい場合は皮の部分もぜひ調理してくださいね。

ベタシアニンはブルーベリーなどに含まれるアントシアニンと同じ、ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持ち、糖尿病、高脂血症、肝臓の機能の低下などの生活習慣病の予防に効果的です。皮はミキサーで実と共に攪拌するとトロリとした満腹感のある素材として活躍します。

トップの写真は料理教室でも人気だった、やわらかく蒸したじゃがいもとピタヤの皮をすりおろしてスパイスと混ぜ合わせて茹でた、簡単ニョッキです^^ココナッツ醤油ダレでいただきます。

女性にうれしい食物繊維タップリのドラゴンフルーツでうどんを~♪

肌荒れや老化防止作用のあるドラゴンフルーツうどん♪

夏の暑い時期にうれしい冷え冷えドラゴンフルーツうどんは、レッドピタヤの実をアゴだしと混ぜ合わせていただく楽しいメニューです。

ドラゴンフルーツには「カリウム」「マグネシウム」「葉酸」が特に多く含まれています。葉酸は胎児の発育過程には特におすすめの果物です。

マグネシウムは、神経や筋肉、とくに骨を構成する物質で、カルシウムとのバランスと密接に関与しています。マグネシウムはカルシウムが骨から溶け出るのを防ぎ、骨の弾力性を維持してくれます。

マグネシウム不足は動脈硬化の原因のひとつと言われているため、カルシウムなどと一緒にバランスよく摂取したいですね。

マグネシウムが不足すると、骨粗しょう症、高血圧、不整脈、虚血性心疾患、精神疾患、イライラなどの原因のひとつになりますものね。

インスタに最適!ピタヤのかわいいヘルシーデザート♪

アンチエイジング予防に、ココナッツとピタヤのアジアン寒天ゼリー♪

ドラゴンフルーツには、ビタミンB群や美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、若返りのビタミンEも含まれています。

薬膳としては鉄分が多く含まれるので「養血」作用に優れ、塩分を排泄するカリウムは「利水」作用に優れて高血圧に良い「益胃」「解毒」作用があります。

レシピに加えているココナッツは気力を高めて暑さあたり・のどの渇き・むくみに効果的で、気力を補ってアンチエイジングにも最適です。

暑い時期のクールダウンにピッタリの簡単にできる冷たいデザートとして、口当たりがよくてヘルシーなアジアン寒天ゼリーを私はよく作ります^^

まだまだ続く厳しい暑さに、食材の栄養を十分摂り入れて、夏バテなどなさいませんようにお気を付けくださいね。

では、また次回に~^^(^0_0^)/