今回必須な材料は、鶏肉とすりおろしオニオンドレッシングだけ。あとはお好みの野菜を添えれば、立派なメインディッシュが完成します。
香味野菜の香りやさまざまな旨みが詰まっているドレッシング。これ一本で、お店のような複雑な味わいを出せるので、本当におすすめです。外食がしづらい今、ちょっと気取ってナイフとフォークで食べられるチキンソテーを、あっという間に完成させましょう!

ドレッシング1つでお店の味になるチキンソテー

【材料】(2人分)
鶏もも肉 1枚(300g)
すりおろし玉ねぎドレッシング 大さじ3
付け合わせ野菜(レタスなど) お好みで

【作り方】
1.鶏もも肉は、分厚いところを包丁で開き、半分に切る。
2.ビニール袋に(1)とすりおろしオニオンドレッシングを入れてよくもみ、5分おく。

3.フライパンに皮の方を下にして(2)を並べ、強めの中火をつけて焼き色をつける。裏がえして蓋をして、3〜4分蒸し焼きにして火を通す。
4.(3)と、お好みで付け合わせ野菜を器にもる。

ドレッシングを活用して時短

最大の時短ポイントは、味付けがドレッシング一本で済むということ。今回はキユーピー「すりおろしオニオンドレッシング」(380ml・412円)を使いました。鶏肉の下味とソースにもなるうえ、生野菜を添えた場合はドレッシングとしても使えます。ソースは加熱して煮詰まっているので、同じドレッシングを使ったとは気づかれません。

鶏もも肉は厚みがあるため、切ってみたら中まで火が通っていなかった、ということが起こりがちです。そこで、鶏もも肉の分厚い部分は包丁で厚みを開くと失敗がありません。そうすることで、下味をつける時間も、焼き時間も短縮できます。また、大きく見えるので、2人で鶏もも肉1枚でも、充分満足感が得られます!

ドレッシングには油分も含まれているので、焼き油も必要ありません。ただし、フライパンで焼いている際中に油がはねやすいので、火傷にご注意ください。

【働くママへのエール】作る人にとっても幸せな食事時間に

今回のレシピは、もともとは余ったドレッシングを消費するために考えた一品です。しかしあまりの美味しさと手軽さに、急がしいワーママが利用しない手はない!と思ったので皆さまにご紹介しました。

一汁三菜にするなど、理想通りの食卓を毎日作り続けることはとても難しく感じます。そんな時は、一品で肉も野菜も美味しく食べられる簡単おかずがとても助かります。市販品を上手に利用し、時短をかなえ、家族が喜んでくれたら嬉しいですよね!

食事の時間が、食べる人だけではなく、作る人にとっても幸せな時間になりますように!作る人の負担を減らしつつ、美味しい!と言ってもらえるレシピをご紹介していきたいと思っています。

(キッズ食育トレーナ 玉田悦子 @tamada_etsuko