温かいスープが活躍する季節です。スープは、お鍋1つでいろいろな種類の食材を食べられるのが魅力。今回は、冷凍しゅうまいと冷凍おくらを使った具沢山スープをご紹介します。おかずが足りないかな?と思った時や、買い物に行けなかった時も、日持ちのするストック食材のみで、ボリュームスープがあっというまに作れます。
鍋に材料を入れていくだけの手軽さが魅力なのはもちろん、おくらでしか出せないとろっとろの食感は絶品です。 子どもが野菜をするすると食べてくれる工夫もご紹介します。

水溶き片栗粉も包丁も不要♪しゅうまいゴロゴロ春雨とろみスープ

【材料】(2人分)
冷凍しゅうまい 6個
卵 1個
冷凍おくら 40g
にんじん 1/4本
春雨  30g
A 水 500ml
A 鶏ガラスープの素 大さじ1
A オイスターソース 大さじ1/2
粗びき黒胡椒、ラー油など お好みで

【作り方】
1.小鍋にAを入れて加熱し、沸騰したら冷凍しゅうまいを凍ったまま入れて1分煮る。
2.にんじんはスライサーでリボン状にスライスしながら鍋に入れる(鍋の上で作業してそのまま鍋に入れると洗い物が少ない)。
3.冷凍おくら、春雨を入れる。再度くつくつ沸いたら具材を端によせて、卵を流しいれる。

子どもが野菜をするする食べちゃう工夫も♪

今回使用したしゅうまいは「あけぼの 新中華街 たけのことしいたけのシューマイ」(マルハニチロ、198円/12個)です。

小さなお子様も食べ易い小さめサイズで、中まで温まるのも早く助かります。また、タケノコの食感をしっかり楽しめるのが魅力で、良いアクセントになるうえ、しっかり噛んで食べることにもつながります。

肉団子を手作りすると手が汚れたり洗い物が増えますが、しゅうまいを利用すれば鍋に入れるだけで良いのでかなりの時短になります。スープのとろみと、しゅうまいの皮の喉ごしが良く、パサパサお肉が苦手なお子様にも喜ばれます。

にんじんをピーラーでスライスする利点は3つあります。

1つ目は、皮をむいた延長でそのまま鍋に投入できる点。人参1/4本あっという間にスライスできます。2つめは、薄いため瞬間的に火が通るという点。3つめは、にんじんと春雨が絡みやすいので、子どもがするすると野菜を口に運んでくれるという点です。野菜をしっかり食べてくれると安心ですね!

【働くママへのエール】冷凍食品を上手に活用しよう

いろいろな食材を使って、家族にバランスのとれた食事を作ってあげたい、喜んでもらいたい。そんな気持ちは持っているけれど、理想通りの食卓を毎日作り続けることはとても難しく感じます。

時には冷凍食品を利用して、食材の数をかせぐ!家族をおなかいっぱいにする!そんな一品に私自身が助けられることがあるので、今回のレシピをご紹介しました。材料は日持ちするものばかりなので、ストックしておくと、買い物に行けなかった!という時も助かります。

食事の時間が、食べる人だけではなく、作る人にとっても幸せな時間になりますように!作る人の負担を減らしつつ、美味しい!と言ってもらえるレシピをご紹介していきたいと思っています。

(キッズ食育トレーナ 玉田悦子 @tamada_etsuko