味変を楽しむ「バウンドライス」は焼肉店の名脇役!
焼肉のお供に注文するお約束というと、ビール派と白飯派に分かれるだろう。ビールは今回置いておき、人気定番の「白飯」に最近、変化が起きている。「白飯」に新しい魅力を付加し、「バウンドライス」として提案する焼肉店が登場しているのだ。
「バウンドライス」とは、ご飯に焼肉をバウンドさせる食べ方から生まれたネーミング。焼肉を、ご飯の上に1、2度バウンドさせることで焼肉とタレのうま味がご飯に染み込み、ご飯が進む。ただでさえ相性がよい焼肉とご飯を2倍、3倍においしくしてくれる誰もが知っている食べ方だ。
このメニューの発祥はさだかではないが、バウンド専用の「バウンドライス」が、ご飯メニューとして焼肉店に広がりつつある。京都の人気焼肉チェーン「やる気」では、2019年11月に販売を開始した。やる気の「バウンドライス」は、白飯に韓国海苔、自家製刻みネギ塩をのせ、ごま油を垂らし、最後に卵黄をのせた、焼肉との相性抜群の食材を具だくさんにトッピングしたライス。おいしく焼けた焼肉をバウンドさせるごとに、味変が楽しめる。
「ひとり焼肉やる気四条通り店」は、2015年7月にオープンした「ひとり焼肉」のルーツ店。ランチでは「上カルビ&ホルモンセット」(980円)、「上カルビ&上ハラミセット」(1380円)が人気。「バウンドライス」単品は350円だが、プラス100円で白飯から「バウンドライス」への変更が可能だ。
●店舗情報
「ひとり焼肉やる気 四条通り店」
所在地=京都市下京区四条通小橋東入橋本町111 四条アイプリ屋ビル
◇外食レストラン新聞の2021年3月1日号の記事を転載しました。
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