こんにちは。仙台市在住の料理家sato aiです。しゃぶしゃぶや、鍋料理をした際に利用することの多い、「ごましゃぶのタレ」ですが、ごまだれのコクのある旨味は、さまざまなお料理の味付けにも活躍するアイテムです。少量のごまだれのみで、しっかり味がつくので忙しい働くママの夜ごはん作りにもオススメです。
今回ご紹介する胡麻チーズタッカルビは、時短調理にも関わらず、ホットプレートを使うことでパーティー気分も味わえる、簡単夜ごはんが楽しめます。胡麻とチーズの香りが食欲をそそる、大人から子供まで楽しめるタッカルビレシピのご紹介です。

ホットプレートでパーティー気分!胡麻風味のチーズタッカルビ

ホットプレートを使うことで、子供用の味付けのゾーンと、大人用の辛味のあるゾーンをチーズでセパレートできるので、大人から子供まで大満足の夜ごはんになりますよ。

【材料】(4人分)
鶏むね肉 1枚
キャベツ 1/4個
人参 小1/2本
玉ねぎ 1個
舞茸 1/2パック
もやし 1袋
長ネギの青い部分 1本分
白いりごま 大さじ1
ピザ用チーズ 1袋(200gほど)
ごましゃぶのタレ 大さじ4〜5
にんにくチューブ 少量

<大人用>
コチュジャン 大さじ1ほど
韓国粉唐辛子 適量

【作り方】
1. キャベツ・玉ねぎはざく切りにします。人参は薄切りにします。舞茸は食べやすいサイズに手でほぐします。

2. 食べやすい大きさにそぎ切りにした鶏むね肉に、ごましゃぶのタレと、にんにくチューブを入れて下味をつけます。

※時間に余裕がある際には、この状態で1時間ほど漬け込みをすると、中までしっかり味がついて美味しいです。

3.(1)の野菜と、もやしをホットプレートに広げて炒めます。野菜がしんなりしてきたら、(2)の鶏むね肉を野菜の上に並べます。

※ホットプレートがくっつきやすい場合は、あらかじめ少量油を塗ってから野菜を入れましょう。

4.漬け汁として残ったタレも入れて、全体を混ぜて炒めます。お肉に火が通ったら、中心に溝を作るように分けます。片方には大人用のコチュジャンと、粉唐辛子を入れて混ぜます。小口切りにした長ネギと、白いりごまを全体に上から振りかけます。

5.溝の部分にピザ用チーズを入れて、チーズが全て溶ければ完成です。チーズに具を絡めながら召し上がってください。お好みで、ごましゃぶのタレを追加でかけても美味しいです。

ごましゃぶのタレが時短に重宝!

今回使用した市販食品は、ごましゃぶのタレです。しゃぶしゃぶのタレとして使用する以外にも、炒め物や、和え物、ドレッシングなどごま風味に仕上げたい際に重宝する商品です。

ミツカン「ごましゃぶ」(335円税込/250ml) 

ドレッシングタイプの練り胡麻商品よりも、適度に粘度があり、しゃぶしゃぶ以外のお料理にも使用しやすかったです。少量入れただけでも、ごまの風味がしっかりつくので旨味がプラスされ、お料理にコクが出ます。

塩分や、味噌の風味、醤油の味もちょうどよいバランスなので、このタレを入れるだけで、他の調味料を入れずに味付けできるのも、時短調理になりとても便利でした。

冷めても旨味が残ってくれるので、手早く味付けをしたい、お弁当のおかず作りの際などにも、我が家では重宝しています。

【働くママへのエール】ホットプレート料理でパーティー気分!お手伝いの期待も

いつもの夜ごはんと違う雰囲気が演出できる、ライブ感あるホットプレートスタイルは、我が家では度々登場します。今回も、ホットプレートをテーブルに用意した途端に子供達が「何作るの?」と、率先してお手伝いをしてくれました。

野菜がしんなりしてきたかを確認することや、お肉を入れて混ぜること、チーズを入れることなどのお手伝いをしてくれました。もちろん、食べる際にも自分でチーズを絡めて食べられるので、いつもよりもワイワイ楽しい夜ごはんになりました。

苦手な長ネギも、「チーズに絡めたら食べられたよ!」と、得意げでした。胡麻チーズの味付けも美味しいですが、大人用にはコチュジャンと韓国粉唐辛子を入れて、本格タッカルビ風に仕上げたました。「程よい辛味が美味しい」と、大人も大満足でした。

ホットプレートを使うことで、鍋などの調理器具の洗い物が少なく済むことや、作りながら食べられるので、準備が時短になるのもうれしいポイントです。なかなか気軽に外食に行けない時期ですが、ホットプレートでおうち時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(料理家・料理教室講師 sato ai @ai_satosato