キッズ食育マスタートレーナーの松野文枝です。朝晩と寒くなってきましたね。今回は冬が旬の白菜と鶏のつくね使った、とろみあんでお子様にも食べやすく、体が温まるレシピをご紹介いたします。お仕事から帰宅して、急いで作るワーママたちが楽々おいしく作れるように、作り方もシンプルに!そして味付けは「白だし」だけ!という楽々レシピになっています。ぜひ作ってみてくださいね。

手間なし!簡単!白菜と鶏つくねのとろ~り重ね煮レシピ

今回は旬の白菜を使った、これからの季節におすすめの美味しくて温かいレシピをご紹介いたします。

鶏つくねは丸めず広げるだけ!白菜はザクザク切るだけ!味付けは白だしだけ!

さらに蓋をして蒸し煮するだけ!だからその間にほかのこともできちゃうという一石二鳥。「〇〇だけ」でできるから、忙しいワーママたちにも失敗なしのおすすめレシピです。

【材料】(4人分)
白菜 5枚(400g弱)
人参 30g

鶏ひき肉 400g
〇長ネギ 10cm
〇塩 小さじ1/2
〇おろし生姜 小さじ1
〇酒 大さじ1
〇水 大さじ3

☆白だし 70cc
☆水 400cc~

<水溶き片栗粉>(合わせておく)
片栗粉 大さじ2
水 大さじ4

【作り方】
1.ネギみじん切り、白菜は芯と葉と切り分け、芯は繊維を断ち切るようにそぎ切りにする。
葉は食べやすい大きさに切る。人参はスライサーで薄くスライスする。

2.鶏ひき肉と〇をポリ袋に入れて混ぜる。

3.大きなフライパンに、(1)の白菜の芯を全部広げる。その上に(2)のつくねの半量を広げ、白菜の葉で全体を覆う。さらに残りのつくねをのせて、白菜の葉で全体を覆う。

4.薄くスライスした人参をちらし、☆の白だしと水を加え、強火で沸騰したら中火にして蓋をして7~8分煮る。全体にしんなりしたら火を止め、水溶き片栗粉を加え中火にかけ、とろみがつけば完成。

白菜の切り方と重ね方の工夫で時短に!味付けは白だしだけ

これからの季節、よく食卓に上がる旬の白菜。白菜は切り方と重ね方を工夫するだけで、時短になり、白だしで煮るだけで柔らかく仕上がります。

白菜の切り方は時間のない時だけではなく、お子様が食べるときにも食べやすくなる切り方なのでぜひ覚えくださいね。

(1) 白菜を切る
1.芯と葉を切り分ける。芯は横に置き、包丁を寝かせ斜めに切っていく。
2.葉は食べやすい大きさに切る。時間のある時はお子様にちぎってもらうお手伝いをしてもらってもいいですね。

(2)白菜の芯を下に入れる。
フライパンに白菜を入れるときは、一番下に芯を敷いてから、材料を重ねていくことで、芯の火の通りが良く時短になります。

(3)味付けは「白だし」だけ!
今回、「プロが使う味 白だし」(ミツカン、298円/500ml)を使用しています。

こちらは昆布かつおだしだけではなく鶏ガラのコクとうまみがあるので、今回のお料理の素材から出る味を、さら美味しく引き出してコクをプラスしてくれます。味付けが白だしだけで味が決まるので手間なし簡単です。

【働くママへのエール】平日の夜ごはんは時短で「おいしい」時間を楽しもう

お仕事をして帰宅してからやることは山積み、お風呂にご飯の支度に、洗濯に…。さらに子どもたちの「お腹が空いた~~」も待ったなし!時間が足りないとつぶやくワーママたちも多いですよね。

家族には手作りの料理をしたい。でも自分は料理が苦手、ダメなママだと相談されることもよくあります。そんなことはないのです!コツさえつかめれば大丈夫よ~~と声をかけています。

私も仕事をしながら子育てをしてきましたから、平日の夜ごはん作りは戦いです。手を抜けるところは抜き、完璧を求めずに時短で美味しく食べられる料理を追及してきました。

その中で調理中に子どもの事に気を取られている間に、「失敗した!!」なんてことがないように、「〇〇ながら」で調理できるレシピが多くなりました。今回も蓋をして蒸し煮だから、タイマーをかけておけばその間にほかのことができます。

さらに、子どもたちが食べにくい葉野菜にとろみをつけることで食べやすく、ご飯にかけてどんぶりのようにすることもできますし、子どもたちがさらっと野菜もお肉も食べられるようにしています。

このように時短でも美味しい料理は出来ますので、コツをつかんで、上手に時間を使いお仕事を頑張っているママたちがせめて夜ごはんの時間だけでも、子どもたちと一緒に「美味しいね」と笑顔で食卓を囲み、1日の終わりを少しだけでもホッとできる時間を楽しめるように…。これからもたくさんの時短レシピをご紹介していきたいと思っています。

私は子育てしているママたちを応援しています。

(キッズ食育マスタートレーナー 松野文枝 @mamafumu