液体ミルクの賞味期限14ヵ月を実現!非常時でも役立つ「明治ほほえみ らくらくミルク」
明治は、乳児用調製液状乳(液体ミルク)「明治ほほえみ らくらくミルク」の賞味期限を、国内最長となる14ヵ月に延長した。同時に乳児向け商品として初となる「フェーズフリー認証」も取得し、日常・非常時の両方で役立つ商品としての存在感を強化。パッケージも新たに、10月からリニューアル発売していく。
「明治ほほえみ らくらくミルク」は、2019年3月に発売。堅固なスチール缶で備蓄ができ、賞味期限は12ヵ月を実現した。発売以降、多くの自治体や家庭で使用が進んできたが、より長い賞味期限を求める声が高まっていたため、原材料や栄養成分をそのままに、賞味期限を延長した。
乳児用液体ミルクが普及するにつれて、災害時だけでなく、外出時や子どもを預ける時など、日常での活用が増加。現在はコンビニエンスストアやサービスエリアなどでの取り扱いが広がっており、同品では4月に哺乳瓶用乳首が使える専用アタッチメントを付属させた6缶セットを発売するなど、利便性が向上し使用頻度は高まりつつある。
こうした外出時の授乳や育児負担軽減への寄与と、電気やお湯がない状態でも衛生的な栄養摂取が可能なことなど、日常時・非常時どちらのフェーズ(社会の状態)でも役立つ点が評価され、フェーズフリー協会の「フェーズフリー認証」を乳児向け商品として初めて取得した。
◇日本食糧新聞の2020年8月28日号の記事を転載しました。
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