Delice Kitchen“デリーチェ キッチン”主宰の山本由里子です。夕ご飯にパスタを出したいけどご家族の帰宅時間がバラバラの際どうされていますか? 味が落ちるのを承知で作ったパスタを冷蔵庫にいれる方、何度も茹でてソースと和える方が大半ではないでしょうか。
今回は、パスタを夕飯に出したいけど家族が揃わず帰ってくる時間がバラバラの方のお役に立てるレンチンパスタをご紹介します。材料を用意しておけばご主人さまもお子様も簡単に作れてできたての美味しいパスタを堪能できるレシピをご紹介します。

旨味がしっかりとあと引くチーズソースパスタ

【材料】(1~2人前)
パスタ 120g前後
水 250ml
顆粒コンソメ 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
ベーコン 2枚(なくても可)
にんにく 1片(なくても可)
無調整豆乳 120ml
ピザ用チーズ ひとつかみ(30g程度)
粉チーズ 大さじ2

【作り方】
1. にんにくは薄くスライスし、ベーコンは5mm幅に切っておく。
2. タッパーに2等分に折ったパスタ・顆粒コンソメ・オリーブオイル・にんにく・ベーコン・水を入れ、ふんわりとラップをかけ表示通り電子レンジ加熱(600W)する。

3. 水分が残っていたら捨て、無調整豆乳・ピザ用チーズ・粉チーズを入れ2分電子レンジ加熱(600W)する。

4.軽く混ぜ、さらに1分加熱する。お好みでブラックペッパー・粉チーズ・チャービルを飾る。

調理器具が少なく洗い物の手間を削減

疲れているなか腰が重たい家事としてあげられるひとつに洗い物があります。パスタを作る時は大きな鍋、ボウル、ザルなど場所をとる物を多く使うため、洗い物がおっくうに感じる方もいらっしゃると思います。しかし今回は、タッパーがあれば作れるので洗い物の手間が大幅に削れます。

朝に計量しておけば帰ってからレンジ加熱するだけなので、朝にごはんを作り、夜にレンジ加熱してアツアツご飯を食べるのと同じイメージでお作りいただけます。今日は家族がバラバラの時間に帰宅する、パスタのリクエストが来た、という日に是非お役立てください。

もちもち濃厚に作るコツは調理工程に

レンチン料理は簡単だけど美味しくないイメージをもたれることが多いです。水分量も少なく工程も少ないので納得はできます。しかし、今回のレシピは茹でてつくったパスタのようにもちっとしたパスタに味がきちんとついてソースも濃厚にお召いただけるよう仕上げました。

茹でる時点でパスタ味をつけオイルコーティングをすることで、あたかも茹でたかのようなしっかりとした旨味ともちっとした歯ざわりを感じるパスタになります。

また、生クリームを使わず無調整豆乳にチーズをダブル使いしてカロリーダウンを意識しました。夕ご飯の一品としてお役立てください。