今回紹介する料理は、きのこと鶏肉の濃厚クリーム煮です。これからの季節大活躍の乳製品をダブル使いし、きのこ嫌いのお子様でも美味しく食べることができるクリーミーなひと皿に仕上げます。
働くママにうれしい「調味料は1種類、しかも常備している塩のみ」の手軽なレシピです。見た目が華やかですので、日常からイベントの食卓まで使える万能料理です。

味付けは塩のみ!きのこの濃厚クリーム煮

【材料】(3~4人分)
鶏もも肉(水炊き・唐揚げ用) 250g
塩・白こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1
しめじ・舞茸 各1パック(軸を除き、手で割いておく)
玉ねぎ 1/2個(皮を除き、繊維に沿って5mm幅に切っておく)
白ワイン 大さじ1
小麦粉 大さじ1
牛乳 1カップ
生クリーム 1/2カップ
塩 小さじ1/2
お好みで黒こしょうをご用意ください。

・切り物の参考写真です。きのこは手でさくと味馴染みが良くなります。
・鶏もも肉1枚をご購入された場合、唐揚げ用鶏もも肉のサイズに切ってください。

【作り方】

  1. 鶏もも肉に塩・白こしょうをもみこむ。(その間に切り物をしてください)
  2. フライパンにオリーブオイルを入れて強めの中火で熱し、(1)・玉ねぎ・しめじ・舞茸を入れ、3分程度炒める。※あまり動かさず、じっくり焼き炒めてください。
  3. 白ワインを入れてアルコールを飛ばし、小麦粉を振り入れ、しっかりと炒める。
  4. 牛乳・生クリーム・塩を入れて1分~煮込む。
  5. 皿に盛り付け、お好みで黒こしょうを挽いて風味をつける。

切り方・炒め方に注意し、きのこ嫌い克服!

子供のきのこ嫌いの理由は、噛んだ時に味がしない理由がほとんどです。水分が多く口に残った時に味がしないため美味しくない、そんな悩みが多いのではないでしょうか。

きのこの切り方、火入れの仕方で仕上がりを大きく左右します。きのこは手で裂き、調味料との接触面積を増やします。また、加熱時は菜箸であまり触らず、焼き炒めることできのこの美味しさが発揮されます。

きのこは、他の作業をしている間にお子様にきのこを割いてもらうなど、お手伝いにもぴったりです。調理器具を使わないので安心してお手伝いしてもらえます。

4歳の息子に手伝ってもらいました。目を話してもいいので集中して調理できました。また、きのこが苦手ですが、自分が作ったきのこということで、完食です。

【働くママへのエール】塩だけで「おいしい!」を聞ける時短簡単レシピ

味を決める調味料は塩だけで、家族からの「美味しい!」を聞けるレシピです。これからの時期に高頻度で使う牛乳・生クリームのダブル使いで濃厚に仕上げます。味付けは塩だけですので、大きな失敗をせず食卓にだすことができます。とても手軽で簡単なレシピです。この投稿を機に皆さまの食卓がたのしくなるきっかけになれましたら光栄です。

(スパイス料理・スペルト小麦 専門 山本由里子 @delicekitchen_official