ケンミン食品は秋冬新商品として9月1日、「小さな四角いライスペーパー」=写真=を新発売する。既存品「ライスペーパー120g」の四角い形はそのままに、手のひらサイズとすることでより巻きやすくし、手巻き寿司感覚で、各人が食卓で好みの具材を巻く「手巻きサラダ」を提案する。ウィズコロナで増えたおうちご飯で、免疫の点からも意識が高まる野菜を、楽しく摂取できるメニューとして訴求しながら、普及に努める考えだ。

商品開発に当たって、ライスペーパーの欠点「使い切れない」という声に対応するため、3~4人の家族で使い切れる12枚入りとした。加えて食パンサイズで、手のひらにのせて子どもでも簡単に手巻き寿司のように巻くことができる。

適度な厚みがあるため破れにくく、四角いため折り込みも容易で、初めてライスペーパーを使う人も楽しみながら生春巻きを作ることができる。さらに食感はモチモチとし、コメ本来の風味と食感を味わうことができる。

同品の製造はビーフンと同様、タイの自社工場で行い、「FSSC22000」やグルテンフリー認証を取得するなど世界基準の衛生基準を確保している。内容量60gで、希望小売価格190円(税抜き)となっている。

◇日本食糧新聞の2020年7月8日号の記事を転載しました。