こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です!スーパーに行く際に、ちょっぴり時間に余裕がある時まとめ買いをしているワーママも多いと思います。でも、まとめ買いをすると、使い切れずにうっかり賞味期限を過ぎてしまったりと、食品ロスが起こることってありませんか?私もそうで、ゴミに出しながら「もったいなかったなぁ」と胸を痛めていたんです。
でも「Limiter(リミッター)」という賞味期限管理アプリを使い出したら、食品ロスがぐんと減ったので、アプリの内容や使い方などを共有していきます!

バーコード読み取りで賞味期限がわかるアプリ「リミッター」

燃えるごみの日に、余らせたまま傷んでしまった野菜を捨てようとしているのを旦那に見られて「もったいないな!」と怒られてしまったんです…。それはごもっともだと思います。

でも、「残らないように使いきりなよ」と言われてカチンときちゃったんですよね(笑)仕事を終えて帰ってきたら、なるべく短時間で調理しようと必死で、言い訳かもしれないけど、在庫管理までしている余裕がないんですよね。

とはいえ、そう言われてしまうと何だか悔しい…。何かいい方法はないかな?といろいろ調べてみたら、そんな問題を解消できそうな賞味期限管理アプリを見つけたんです!

それは「Limiter(リミッター)」というアプリです。試しに使ってみたらとっても便利だったので、どう活用したのかを詳しくご紹介していきます。

アプリの画面を立ち上げてみると、バーコードの読み取り画面が出現します。家にある食品のバーコードを読み取ってと言われるのです。試しに冷蔵庫の中の牛乳をスキャンしてみると驚きです!!

「牛乳」と商品欄に文字が出現し、私が購入した牛乳と同じ写真が自動的に表示されました。後は表示に従って、冷蔵庫の中にある個数や賞味期限を入力したらOKです。

たったこれだけの簡単ステップで、アプリ内に牛乳の賞味期限を記録することができました。

ゲーム感覚でスキャンして、登録してという作業を繰り返し、冷蔵庫の中のものを記録していくことができました!メーカーの用意した加工品であれば、たいていのものは登録することができました。

ただ、スーパーで加工された商品のバーコードは読み取ることが出来ません。

「バーコードの情報がありませんでした」と表示されてしまいます。

その場合は、自分で商品の写真を撮って、情報を入力していくこともできるのです。まずは、片っ端から賞味期限を把握しておきたいものを登録していきましょう!すると、「あと〇〇日」と表示されて、賞味期限が一目で分かるのです。

またいよいよ賞味期限が差し迫ってきたものには、「賞味期限間近」と赤字で表示してもらえるので、仕事の休憩時間などにパッと眺めて、今日はこの期限が近いものを使って夜ご飯を作ろうと計画を立てることができるのです。

これなら食材を傷めてしまって怒られる心配もなくなりそうです(笑)

実は「Limiter(リミッター)」には、賞味期限を管理するだけでなく、自分が使いたい食材でレシピ検索を行うこともできるのです。

まず「今日使いたい!」と思う食材を選択していきます。私は鶏胸肉と舞茸を消費したかったので、その2つを選択してみました。すると、レシピサイトのページに飛び、「鶏肉」「舞茸」のキーワードでレシピの提案がずらりと表示されるようになっています。

隙間時間にこうしたレシピの羅列を眺めて、簡単に作れそうなものを選んで夜ごはんのメニューを選べば、献立作りを考える手間もなく、食材を余らせることもなくと一石二鳥なんですよね!

ただ賞味期限を管理してくれるだけでなく、使い切りたい食材をどうしたらいいかまでステップとして紹介していってくれるのが、とっても使いやすいアプリだと感じました!

冷蔵庫の余り食材でパパっと作ってみた

せっかくなので、リストで紹介されたメニューを参考にしつつ、パパッと余り食材で作れるオリジナルレシピを考えて調理をしてみたので見ていきましょう。

鶏胸肉と野菜のマヨネーズソテー

【材料】(3人分)
鶏胸肉 1枚半
舞茸 1パック
ブロッコリー 半株

オリーブオイル 大さじ1
マヨネーズ 大さじ2
塩コショウ 少々
チューブにんにく(おこのみで) 1cm程度
小麦粉 大さじ3杯

【作り方】
1.鶏胸肉を食べやすいサイズに切り塩コショウで下味を付け、小麦粉をまぶす。

2.フライパンにオリーブオイルを入れサッと鶏肉の表面を焼く。

3.鶏肉の表面に火が入ってきたら舞茸を加えて加熱していく。

4.ブロッコリーを小房に分け、600Wのレンジで1分ほど加熱する。

5.加熱したブロッコリーをフライパンに入れたら、マヨネーズを加えて炒めて具材がしんなりしたら完成。

マヨネーズの風味と隠し味でほんの少し入れたチューブのにんにくが食欲をそそる一品です。こんがりとブロッコリーに焼き目を入れると美味しいですよ!

マヨネーズ味は子どもも大好きな味ですし、マヨネーズで炒めると中に含まれているお酢の効果でお肉が柔らかくなるので子どもも食べやすいです。

小松菜とあげのごま油炒め

【材料】(3人分)
小松菜 1束
油あげ 1枚
醤油 小さじ1
すりごま 大さじ1
ごま油 大さじ1

【作り方】
1.小松菜を5cm程度に切り、ごま油を入れたフライパンに入れて炒める。

2.小松菜がしんなりとしてきたら、油あげを加えて、醤油も加え炒める。

3.最後にすりごまを和えたら完成。

すりごまの香ばしさが加わって、コクがあり食べ応えのある炒めものができました!

賞味期限が近いものを集めて作った夜ごはんができました。余ったものを合わせただけですが、一見そうとは気付かれない献立が完成しました。味噌汁に加えた具材も「Limiter(リミッター)」に登録しておいて、そろそろ使い切った方が良さそうと思った野菜を集めて作りました!

冷蔵庫をキレイに整頓しているつもりでも、下の方に埋もれていてうっかり見過ごしてしまうこともあるので、アプリを使って食材の在庫管理をしておくと無駄にしてしまうことがないので役に立ちます。

食品ロスを防ぐアプリ活用法

では、改めて「Limiter(リミッター)」を使う活用方法を整理していきます。

・賞味期限を管理する
肉や魚、牛乳など余り日持ちのしないものをアプリで記録することによって、日付をオーバーしてしまうことがないように管理していきます。賞味期限が迫ってくると赤字で教えてくれるので、忘れて傷んでしまったなんてことを防げますよ!

・冷蔵庫の中身を把握する
食品を記録するということは、賞味期限を把握できるだけでなく、冷蔵庫の中身を把握することも同時にできます。何が冷蔵庫に入っているかが分かれば、余り食材を使って一品作ろうと献立の計画を立てることができますね。

さらに、冷蔵庫の中身が分かれば重複して買ってしまうことが防げて無駄買い防止にもつながります。

・余り食材で献立を決める
使い切りたい食材を数点選択して検索をかければレシピ検索のページに飛ぶことができて、献立を決める参考になります。これなら献立を考える時間を確保しなくても、仕事の休憩時間や通勤中などの隙間時間にアプリを開けば、家にある材料で作れるものがすぐに分かるので、メニューが浮かばなくても安心です!

このように、ただ賞味期限を管理できるだけでなく、在庫整理や献立例まで流れのように見ていくことができるので、忙しいワーママにこそおすすめしていきたいなと実際に使ってみて感じました。

賞味期限管理アプリを使うメリットとデメリットは

では、最後にまとめの代わりに「Limiter(リミッター)」のアプリを使うメリット・デメリットをお伝えして記事を結んでいきます。

アプリを使う1番のメリットは、食品ロスが起こりにくくなることでしょう。買ったけれどうっかり使いそびれたまま賞味期限を迎えてしまったという、誰もがやったことのある失敗を、アプリを使えば写真や文字ですぐに分かるように表示してくれるので、無駄なく使い切ることができます。

それだけでなく、冷蔵庫の中身の管理や、余り食材を活用としたメニュー案もアプリを通して使うことができるので、食品の管理を丸ごとお任せできるような感覚で活用できます。

アプリを使うデメリットは、オリジナルの写真で登録したい時に、無料で使える量に上限があるということです。無料分を使い切ってしまったら課金するという形になってしまいます。

ただ、250円の課金で無制限に使い放題となり、広告も非表示にできるので試しに使ってみて気に入れば課金してしまうのもアリかなと思います。

そのほかに、バーコードが間違って表示されてしまう場合があることです。でも、こちらもバーコードをスキャンして違う表示が出れば、自分で登録し直せばいいだけなので、そこまで不便ではないかなぁと私自身は思っています。

いかがでしたでしょうか?手軽に賞味期限や冷蔵庫の管理ができるアプリ「Limiter(リミッター)」を試しに使ってみようかなと考えている方は是非この記事を参考にしてみてくださいね!