カンロは、在宅傾向の高まりや新生活が始まる中、ロングセラーブランドの「カンロ飴(あめ)」を料理の調味料に使うことを提案するレシピサイト「カンロ飴食堂」=写真=を4月23日開設した。

60年以上前から続くロングセラー商品である「カンロ飴」は、砂糖・水飴・しょうゆ・食塩という「素材」だけで変わらぬおいしさを提供している。

今回、Web上に開店した「カンロ飴食堂」は、世話好きで料理上手の女将(おかみ)が開いている小さな食堂という設定。一口食べると子どものころを思い出すような優しいおいしさ、通りすがる人がつい立ち寄りたくなり、女将とのおしゃべりも弾むような愛される店をイメージした。

カンロ飴は、おやつとしてはもちろんだが、日々の料理に取り入れることで、味に深みを出す調味料代わりになる。その理由は、素材にこだわったカンロ飴の製法にある。醤油と砂糖を特殊な方法で加熱しているため、コクとおいしさが凝縮したひと粒に仕上がっており、料理に加えることで、江戸前の調味料「かえし」を使用したようなうまみとコクを引き出すことができる。

新生活の始まる4月。初めての一人暮らしや在宅が増え料理をする機会は増えたものの、調味料を揃えることや和食は難しいと感じている人に向け、カンロ飴食堂では、第1弾として、新生活を始める人や日々の料理に悩む人にお薦めのレシピを公開。料理研究家・角田真秀氏が監修したカンロ飴を使用した、自宅ですぐに実践できるベーシックなレシピを揃えた。

具体的には、おこわのように炊き上がる「ベーコンと舞茸の炊き込みご飯」、和食の定番「きんぴら」、カンロ飴をしようすることで簡単に味が決まる「洋風肉じゃが」などのレシピを公開した。

◇日本食糧新聞の2020年4月29日号の記事を転載しました。