スターゼンは、肉・野菜・タレをそれぞれ別包装した冷凍調理キット「フライパンで炒めるだけ 国産野菜使用 お肉屋さんのミールキット」6種を3月から全国発売した。時短調理のニーズは近年拡大基調にあり、さらに現在は新型コロナウイルス感染症拡大による外食の自粛などに伴い、家庭内調理のシーンも増えている。

同商品は、時短調理のニーズを満たしながら、「フライパン調理」という一手間を加えることで手抜き感を解消。巣ごもり需要の拡大で思うように食材が手に入らないという声も聞こえる中、同キットは肉と国産野菜、調味タレがセットになっているため、一皿で満足感のあるメーンディッシュが完成する。

味付けも「牛バラの青椒肉絲」「牛バラのプルコギ」「豚バラの回鍋肉」「豚バラのキムチ炒め」=写真=、「鶏肉のタッカルビ」「鶏肉の黒酢炒め」の6種類と豊富なバリエーションを取り揃えた。いずれもご飯に合う味付けを基本とし、大人から子どもまで楽しめる。

肉と国産野菜の真空ツインパックと調味タレがセットになったミールキットのため、野菜やタレを別々に購入する必要がなく、野菜カットの手間も省ける。容量は1セット2~3人前が目安の食べきりサイズで、袋から出してフライパンで焼くだけでメーンディッシュが完成する。

ミールキットとしては珍しく、肉と野菜と調味タレが分かれている。肉と野菜が分かれていることで食材ごとの火の通り具合を調整しやすく、完成時の野菜の食感が良くなる。

肉と野菜の包装形態は、深絞りの真空包装を採用。風味などの劣化が起こりにくくなっている。

◇日本食糧新聞の2020年4月24日号の記事を転載しました。